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名古屋大学
投稿者: Hamada 掲載日: 2011-6-19 (1798 回閲覧)

 



名古屋大学

名前 学年 5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
1組 阪口剛志 M2 15'07"39 15'07"29   32'26"94
1組 田中佑治 M2 15'27"55 14'48"21   31'21"79
2組 矢野祥一 2 15'16"61 15'16"61 32'22"30 32'22"30
2組 河合徹 4 15'34"83 15'14"81 31'34"04 31'34"04
3組 森本善智 1 15'12"91 15'00"       
3組 平岡悠 7 14'58"47 14'28"46   30'25"51
4組 山本崇博 M1 15'06"64 14'25"57   29'54"30
4組 鈴木慎 M2 14'39"42 14'33"55   30'26"91
補欠 池亀透 2 15'14"23 15'11"38   32'55"53
補欠 飯塚彬光 M2 15'19"37 14'59"33   32'39"17
補欠 梶田拓弥 M2 15'15"85 14'55"04 32'32"28 31'18"72
  選手8人平均   15'10"47 14'52"82   31'13"11

(7人)

 

 

 抜群の安定感を誇っていたエース村西が卒業し、他校のエースと張り合える選手が減ったことは事実であり、また愛工大も長坂、大原の2人が最終学年となり、チーム全体も底上げされてきているため、昨年よりは苦戦を強いられそうだ。また、1年生の森本、そして主将の河合といった新しい顔ぶれも目立ち、経験という面で少し不安も残る。しかし、今シーズンの記録を見ると名阪戦では15分前半の記録を出す選手が続出し、シーズンベストという観点から考えると、例年を上回るほど層が厚くなっている。

 

1組 阪口剛志 田中佑治

 1組を任されたのは阪口と田中。2人ともM2なので今回が最後の予選会となる。

 

 阪口は今シーズン好調であり、愛知六大、東海学生春季、東海インカレと先頭に出て引っ張るレースをしながらも、15分20~35秒くらいの安定した成績を残し、名阪戦では15'07"39の自己ベストを更新した。不安材料を挙げるとすれば10000mでの実績があまりないことであるが、今シーズンは失敗レースがないので、予選会でも上手く走ってくれるだろう。

 

 田中は阪口とは反対に今シーズンはあまり良い成績を残していない。インカレや春季などに出場しなかったため、信大戦と名阪戦にしか出ていないということもあるが、シーズンベストの15'27"55という記録は田中にとっては少し物足りないように思える。しかし、田中は3年生のころから主力選手として活躍してきており、3年連続で予選会の1組や東海学生駅伝の1区を走り結果を残してきた。練習はしっかりとこなせているとの噂は聞いているので、過去同様しっかりと役目を果たしてきてくれることを期待したい。

 

2組 河合徹 矢野祥一

 2組は例年スローな展開になることが多いが、その組を任されたのは河合と矢野の学部生の2人。2人とも今年の東海インカレの10000mの結果などを見ても長い距離にも適正のある2人である。

 

 河合は就職活動で大変な中東海インカレの10000mで自己ベストを更新し、7位に入賞したが、その後の名阪戦では15'34"83とあまりいい結果とはいえないかった。ただ、インカレで結果を残したということは実力はついているはずなので、その後に調子を取り戻せるかがカギとなる。基本的に河合は最初に突っ込まずにイーブンペースを刻んでいくレースが多く、適度なスローペースなら大丈夫そうだが、誰か突っ込む選手がいたときに対処できるかどうかも重要となってくる。

 

 矢野は昨年も1年生ながらこの予選会に出場した。昨年の秋から不調に陥っていたが今シーズンに入ってから調子を上げ、持ち前の安定感を取り戻してきている。東海インカレの10000mで自己ベスト、名阪戦の5000mでも自己ベストタイの記録を残しており、特に東海インカレの10000mは4000m以降は一人旅となった中での記録であり、記録以上の評価ができる。昨年は後半脱水症状気味になり後半失速してしまったため、その経験なども活かしつつしっかりと力を発揮してほしい。

 

3組 平岡悠 森本善智

 3組を走るのは7年生の平岡と1年生の森本。

 

 平岡は他校のエースにも引けを取らない持ちタイムを保持しており、調子の良いときは本当に強い。ただ、重要な試合の前には体調を崩すなど安定感にかける一面もあり、昨年、一昨年の予選会では納得できる結果を残せていない。しかし、野崎さん情報によると平岡の調子はだいぶ上がってきているようで、その情報が確かならかなり期待できる。今年で(一応)卒業すると宣言している平岡には最後の予選会となる(予定)なので、昨年の東海学生駅伝で区間新記録を出したような快走をし、昨年、一昨年のリベンジを果たしてくれることを期待したい。

 

 もう一人の選手の森本は、入部してすぐに15'12"91の記録を出し、その後も15'10"台の記録を連発している。名阪戦では自ら飛び出すレースをし、阪大の酒井には負けたものの、後半も上手くまとめ、どんなレースパターンでも安定して力を発揮できそう。一つ不安な点を上げるなら、10000mが初挑戦ということだろうか。初めての10000mはかなり長く感じるものなので、気をつけたいところである。

 

4組 鈴木慎 山本崇博

4組は名大の誇るエース2人が満を持して出場する。

 

 M2の鈴木はシーズンを通して好不調の波があまりなく、冷静にレースを進めることのできるランナーである。しかし、予選会の結果においては昨年腹痛に苦しむなど、過去〔静岡大時代を含む)の成績は本来の実力を考えると少し物足りない印象を受ける。とはいえ、鈴木は東海地区において現在5000mではシーズンランキングトップであり、力があることは間違いない。いつも通りのレースをすれば結果はついてくるはずだ。

 

 一方山本は冬から春にかけて卒論などが忙しく、なかなか陸上に打ち込めない時期があり、春先は試合に出場せず、東海インカレもオープンでしか出場しなかった。しかし、そのオープンでしっかり1着をとってくるなど予選会にむけて着々と照準を合わせている。山本は予選会は今回で4年連続の最終組となるが、過去の3回はすべて組3着という安定している結果を残しており、本当に頼れる存在である。3年前と1年前はラストスパートに競り負けただけでトップとの差もほとんどなくゴールした。しかし、昨年山下、長坂に競り負けてた後には相当悔しがっており、本人はこれらの成績には納得していない。今年こそ全体の1着を取り、チームも予選会のトップ通過を果たすことで、個人としてもチームとしても最高の結果を得たいところだ。

 

 個人トップのライバルには愛工、中京だけでなく、同じチームの鈴木もいる。観戦している側としても面白いレースとなりそうだ。

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