愛知工業大学
名前 | 学年 | 5000SB | 5000PB | 10000SB | 10000PB | |
青木良太 | 4 | 16'00"68 | 15'19"01 | 32'41"96 | ||
大原司 | 4 | 14'52"12 | 14'29"45 | 31'33"54 | 30'50"34 | |
長坂公靖 | 4 | 14'50"27 | 14'24"09 | 30'56"09 | 30'28"03 | |
森本哲充 | 4 | 15'10"76 | 33'58"69 | |||
山内康平 | 4 | 15'22"14 | 15'02"19 | 32'42"48 | ||
伊藤晶寛 | 3 | 14'57"56 | 31'33"12 | |||
金津佑介 | 3 | 15'37"91 | 15'25"37 | |||
割田雄貴 | 3 | 15'24"76 | 14'54"56 | 31'18"13 | ||
萱垣義樹 | 2 | 15'02"95 | 14'49"29 | 31'23"89 | 31'13"13 | |
鈴木健太 | 2 | 15'35"82 | 15'35"82 | |||
館林洸介 | 2 | 15'18"55 | 14'59"84 | 31'44"32 | ||
林裕貴 | 2 | 15'31"57 | 15'31"57 | |||
佐野恭平 | 1 | 15'17"07 | 15'01"32 | |||
成田和哉 | 1 | 15'55"62 | 15'05"69 | |||
服部貴斗 | 1 | 15'54"39 | 15'22"00 | |||
8人平均 | 15'12"42 | 14'49"78 | 31'33"93 |
大原と長坂のエース2人が最終学年を迎えた愛知工業大学。例年後半の組になるにつれて強い選手がエントリーされるが、今年になって有田監督が退任し、奥野コーチが監督となったため、その傾向が変わる可能性もある。戦力としては大原、長坂に加え萱垣も安定しており、エースの力という面ではおそらく愛工大が一番強いだろう。しかし、他の2校に比べ層が薄く、例年どおりオーダーを組んでくるなら、7〜8番手の選手を起用してくる1組や2組では苦戦を強いられそうだ。もし、3組までを中京大や名大と大きな差なく終えることができたなら、4組で逆転する可能性はかなり高いだろう。
1組 山内康平 林裕貴
山内はベストは15'02"19とそんなに早くはないが、シーズンを通して比較的好不調の波が少なく、名岐駅伝では最終区を担当するなど、愛工大の正選手としてほぼ定着してきた選手。昨年は1組を担当し33'00"69であったが、それよりは現在力があると見ていいだろう。林は愛工大のメンバーを見る限りではタイム的にも8番手であり、過去に実績があるわけではない。東海インカレのオープン5000mの走りは15'31"57とすばらしかったが、愛知県選の西三河予選では16'19"90という成績でもあるため、愛工大にとっては一番不安なのがこの1組だろう。逆に考えれば、ここで他の2校と大きな差なく終えることができればだいぶ楽になる。名大はこの1組で愛工大に対してはリードを奪っておきたいところだ。
2組 大原司 割田雄貴
大原は長坂と同じく1年生のころから主力として活躍してきた選手。14分20秒台の自己ベストを持ち、今シーズンも東海インカレの5000mでは長坂に負けたものの、しっかりと2位に入っている。学年が上がるにつれて勝負強くなってきており、ラスト1周が速くたいてい65秒を切るくらいのラップでカバーするスパート力を持っており、その点でも手ごわい相手だ。ただ、自ら引っ張ったレースで成功したことが少なく、今シーズンも6月4日に行われた愛知県選の西三河予選では15'35"07かかってしまうなど、もしかしたら調子は悪いのかもしれない。割田は昨年の予選会には出ていないが、秋ごろには10000m、5000mの両方で記録を伸ばし、補欠ではあるが全日本大学駅伝の東海学連選抜のメンバーに登録される実力を持つ。今シーズンは東海インカレでは15'39"85と調子が良くなかったが、愛知県選の西三河予選では15'24"76と調子を上げてきている。10000mに対する経験けっこう多く、どのレースも上手に走っているため、距離に関しては問題なさそうだ。愛工大の2組目のランナーは実績を考えると一番強い。この2人が2組に配置されたのはリードを稼ぎにきたのか、それとも2人の調子が悪いのかが気になるところだ。名大としてはこの組で離されないようにしたい。
3組 舘林洸介 佐野恭平
舘林は昨年秋ごろから記録を伸ばし、最近は選手として定着してきている選手。5000mも14分台の記録を持ち、10000mも秋のレースでは上手く走っている。普段の大会では名大の飯塚などと競うことがけっこう多く、飯塚が14分台を出した昨年12月の記録会で14分台を出した。また、もう一人の佐野は15'01"32の自己ベストを持つ愛工大のルーキーで入部してから順調に成績を残している。東海インカレのオープンで名大の山本に最後までくらいついて1秒差でゴールし、愛知県選の西三河支部予選では15'21"50というタイムで愛工大勢ではトップでゴールした。この3組の布陣は2組に実績のある2人を使っていることもあり、少し名大と中京大より少し不利な感じに思えるが、油断はできない。森本には同じ1年生ということも考えるとぜひとも佐野に勝ってほしいところだ。
4組 長坂公靖 萱垣義樹
長坂は1年生のころから愛工大の主力として活躍し、今シーズンも東海インカレを5000m、10000mの2冠を果たした。予選会、駅伝などすべての大会で安定した成績を残しており、今東海地区でNO.1の実力を持つランナー。集団の後ろでレースを進め、途中から一気に飛び出すレースが多いが、東海インカレの5000mのように自分で引っ張ることもできるランナーで、どんな状況下でも力を発揮できるランナーだ。萱垣は昨年は1年生ながら長坂、大原に次ぐ3番手の選手として予選会の最終組や東海学生駅伝の7区を走るなど主力として活躍してきた。長坂、大原に比べると実力は劣り、エースとまでは呼べないが、東海インカレでも10000mで4位に入り、その他の大会でもまずまずの結果を残している。最終組でこの2人を相手に差をつけるのは名大の山本、鈴木でも難しく、愛工大に対しては最終組までにリードしておきたいところだ。
このカテゴリの記事 | ヒット |
全日本大学駅伝予選会概要(2011年度) | 2042 |
名古屋大学 | 1798 |
中京大学 | 3325 |
愛知工業大学 | 3347 |
愛知工業大学 | 1506 |