中長ブログ - Akimitsu.Iさんのエントリ

2010/07/14
あかるい せんきょ〜♪

執筆者: Akimitsu.I (23:15)
ひこにゃん、応援&ダウンでの僕の自慢話へのお付き合い&タスキありがとう!!

滋賀県選手権で自己ベストを出してまいりました。2年ぶりの自己ベスト更新は、やっぱり嬉しいものでした。こんな気持ちがあるからこそ、陸上競技中毒なのかもしれません。
試合前に激励してくれた&「おめでとう」と声を掛けてくれた方々、感謝感謝です。
滋賀県草津市で買った「京都名物八ツ橋」はいかがでしたでしょうか。

今晩は、そんな皆さんのために、『滋賀県選手権3000mSCの寸評』を波多野に頼まれたわけでもないのに、つらつらと書き綴ります。
テスト勉強の息抜きをしたいあなた、「世の中にはこんな前向きな奴がいたのか」とちょっぴり元気が欲しいあなた、単純に僕のファンだというあなた・・・
遠い滋賀県皇子山の地で行われた、3000mSCの様子を皆さんの脳裏に再現しちゃいます!
レース前、レース中、冷静と情熱の間で揺れ動くオトコゴコロをお届けします。

・・・

メニューをこなせない日々が続いていた。しかし、鉄分補給などの成果もあってか、予選会前の選手たちに合わせた調整メニュー辺りから設定通り走りきれるようになった。予選会での名大1位通過の快挙を目の当たりにして、モチベーションも高いまま翌週からの練習に取り組めた。7月11日に滋賀県選手権3000mSCを控え、調整練習では少し速めで本数を減らして備えた。

当日の走りをイメージする上でポイントとなったのが、過去の滋賀県選手権、2008年度9’09”77、2009年度9’19”82と連覇されていた選手が、今回も出場するかであった。
出場の場合は、少々速くてもついていき後半のヨレを最小限に抑える。出場しない時は、自分が先頭になっても良いから1周80秒で刻み、ラストペースアップする。こんなイメージであった。
目標タイムは、9’30”に設定した。35秒は確実に切りたいし、かといって自己ベストを狙えるという程の調子でもなかったためである。ちなみに、3000mSCは、水濠で大回りするため、421m×7周と53mで3000mとなる。1周80秒×7周+50m10秒弱が9’30”の目安となる。

7月11日がやってきた。どんより曇り空の名古屋を新幹線で出発した。のぞみ221号N700系Z28編成の乗り心地は快適なものであったが、ここでは控えることとしよう。

滋賀県皇子山陸上競技場に競技開始2時間半前に到着し、エントリーを確認。連覇中の選手のエントリーはなかった。せめて最初の2周でも誰か引っ張ってほしいなぁと思いつつアップへ向かった。
可もなく不可もないなと調子を確認しつつ、雨の降りしきる中、スタートラインへ。風もなく涼しいコンディションである。15:30号砲とともにスタートした。

意外にも先頭を争うように飛び出す選手が多く、僕は8,9番手で安全な位置を保つことに専念した。1周目は79秒で、少し遅すぎたとペースアップの意識に切り替えた。脚の運びは良く、障害も問題ない。先頭は75,6秒で1周を通過したようだったが、早くもペースが落ち着いてきたため、徐々に先頭に近付いて2周目を通過した。1500mスタート付近で1000mを迎える。3’08”で想定内だ。
このままのペースがいいなぁと願うものの、やはり物足りなかったため、先頭を引っ張ることにした。風がないことが奏功し、リズムよく走り続けることができた。ここからは80秒ペーラン。ここでペースを保てたことが記録につながった。2000mは5周目の水濠手前。「6’19”」とアナウンスの声が聞こえる。しかし、「先頭は名大飯塚君」の声がなく残念・・・2000mを過ぎて、ラスト2周でタイマーを見た時、9'30"切りを意識した。
珍しく先頭でレースを引っ張ってきた僕だったが、ラスト1周の鐘を聞いた真後ろの選手にかわされてしまう。ずるずると落ちていくのだけは避けたい。七大戦でも、ラスト勝負の可能性は大いにある。幸いまだラスト1周で、僕の絶対的スピードを超えるほどのスパートでもない。今度は僕が後ろについて、チャンスをうかがった。水濠手前で仕掛けるつもりも、相手もペースアップしうまく決まらない。残すは障害1台のみ。土壇場でも歩幅を合わせて跳ぶことができた。
最後の最後、ゴール手前で抜き返した・・・かどうかはわからなかったが、良いペースで走り切れたことにひとまず安堵した。
そして、タイマーを見ると「9.24」で止まっている。もしかしたら自己新かもしれないと、ここで初めて喜びが込み上げてきた。正式結果は9’24”95で優勝。ラストの直線、実は、更に後方から1人迫っていたようで、1位から3位まで、0”65であった。

とはいえ、薄氷の勝利に慢心は禁物だ。
2010七大戦3000mSCは、昨年度優勝者の阪大山根、安定して結果を残す京大山田、ここへきて急成長を見せる東大青木らが、シーズンベスト上位に名を連ねる。今年度の3000mSCは、厳しい戦いになることは間違いない。スタートからハイペースで進み我慢比べのレースとなるのか、それとも大集団で牽制の中からのスパート合戦となるのか。
名大勢は、東海インカレでの9’19”19という上位陣に見劣りしない記録を持つ平岡先輩、Aでの練習を淡々とこなし東国で自己ベストと勢いに乗る岩永、そして飯塚の3名が選手エントリー。このうちの2名が出場するわけだが、七大戦開幕、そして名大総合優勝への狼煙を上げるべく、8月1日9:30からのレースでは是が非でも大量得点したい。

もちろん、僕自身も優勝を目指して、残り半月の練習に取り組んでいきます。

ここまで長々と、自分のことばかりを綴った中長ブログも初めてだったかと思いますが、お付き合いありがとうございました!

次にタスキをまわすのは・・・とおる!!
いつも、「kinnya先輩や藤田から学連つながりでまわってこないかな」と涙に暮れていたとかいないとか?
優しい優しい僕は、村西からのタスキがまわってきた時点で、次はとおると決めていたよん❤
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