中長ブログ - 千葉俊季さんのエントリ

2020/03/15
陸から空へ

執筆者: 千葉俊季 (22:54)
マイケル回してくれてありがとう。
それと、院試合格おめでとう!
残り2年か5年かは分からないけど、考える力の強いマイケルならきっと上手くやれるよ。

みなさん、こんばんは。M2の千葉です。夏からほとんど部活に行けてなかったので、色々な人に心配をかけて申し訳なかったです。

さて、最後のブログですが、競技を離れて半年ぐらいたった間に思ったことを書きます。

一つ目は、陸上部を通して学んだことは決して無駄にはならなくて、自分の中に残っているということです。
陸上競技では自分のことを客観視して、弱点を見つけそれを克服するための練習を組み立てて、適切に努力することが重要です。弱点を克服するときは一つ一つ分解して考えて少しずつ修正していきます。
また、試合で失敗してしまったときは、失敗してしまった事実にしっかりと向き合って、原因を探ることが大事になります。

僕は、上に書いた当たり前のことが陸上部では徹底しきれなくて、選手としてはほとんど成長することが出来ずに6年間過ぎてしまいました。
就活の時も陸上部で学んだことを生かして仕事を頑張りたいとか言ってましたが、自分に嘘をついてるなって思っていました。幸い就活は上手くいったので、後ろめたさを抱えるよりは陸上競技で学んだって言ったことを本当に使って生きてみようと思いました。

そうしたら、例えば研究でぶつかってた課題を細かく分解して1個1個解決できたり、失敗した時もあまり落ち込まずに次への解決策を落ち着いて探せるようになって、問題解決のスピードを上げることが出来ました。
期間は短かったですが、陸上競技で学んだことを本当のものに出来て、自信を持って色々なことに挑戦できるようになったと思います。高校の顧問の先生が良くおっしゃっていた「人として強くなれ」ということを実現できて良かったです。

二つ目は毎日走るって実はすごいことだったということです。
最近少しずつ走っているのですが、すぐに呼吸が上がってめっちゃ苦しくなります。
これを毎日できるみんなは凄いです。
せっかく凄いことをやっているので、自分の弱点や失敗と真っ直ぐに向き合って、適切な努力をして報われて欲しいと思います。
例え陸上で努力が報われなかったとしても、一生懸命頑張った経験は次の舞台できっと役に立つはずです。

次に今後の目標についてです。
僕は高校の時から自分が関わった航空機を飛ばしたいという夢を持っています。行き詰って辞めようと思ったことも多かったのですが、研究職という形で夢を叶えるチャンスを得ることが出来ました。
これから何年かかるか分かりませんが、陸上部で学んだことや思い出を支えにして自分の望みが叶うまで頑張ります。

最後に、色々と苦しいことや悔しいこともあったけれど、今思えば楽しいことの方が多かったです。周りの人達に恵まれて楽しく過ごすことが出来たし、人として成長できたと思います。
山の上で関わった全ての人に感謝します。

M2長距離レーンは以上です。
まとまりのない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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