中長ブログ - 森長真言さんのエントリ |
2017/10/06
みんながみんな英雄
執筆者: 森長真言 (15:06)
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國司さん回してくださりありがとうございます! 國司さんの競技力、陸上に対する姿勢、考え方など見習わなければいけないことが本当に多くあると感じています。残り2ヶ月、遠くからになりますが背中を追わせてください。 こんにちは、森長です。 最近の僕はといえば、卒研発表が11月末にあるのでそのための研究活動に追われる毎日です。気づいたら夏休みが終わっていた感じですね。そもそも夏休みなんてものはなかった気もしますが。 今年を振り返ってみれば、実習に始まり、終わったと思えば院試、そして今に至るので暇な時期はなかった気がします。 最近遊んでないので誰かカラオケもしくはスマブラにでも誘ってください、時間があれば行きます。笑 さて、前回の國司さんのブログでもあったように、僕は少々悩んでいました。 同じメニューをこなしているはずなのに、チーム内に記録がどんどん伸びる人、中々伸びて来ない人がいるのはなぜか。 チームの底上げを部の方針として掲げている今、この疑問を解決しないと長距離パートの底上げは達成されないと考えています。 では、一体どうしたら皆の記録が伸びるのか。 そのために自分ができることは何か。 僕がP長になって一番目指すべきは、この問題を解決することだと、ずっと思っていました。 自分は、歴代のP長のように競技力で引っ張っていけるタイプではありません。 その分、チーム全員が記録を伸ばせるような練習環境を整えていくことに力を入れなければいけないと思っていました。 もちろん、自分一人で考えたわけではありませんが、新たに動きづくりや、練習日誌、補強など今までいなかったような取り組みを導入してきました。それも全て、チーム全員の記録向上に繋がる環境づくりになればという思いで導入してきました。 正直自分の中では、新たな取り組みを始めることが出来たから、これで皆も記録が伸びるだろうと漠然とした自信がありました。しかし、本当にこれで皆が伸びる環境が整えられたのだろうかという漠然とした不安もあったのも事実です。何かスッキリしない日々が続いていました。 不安が的中したのかわかりませんが、秋シーズン初戦を終えて、記録が伸びた人、伸びてない人が結構分かれてしまったなという印象を受けました。 何が足りないのだろうと思っていたところ、國司さんが解決策となる考え方を教えてくださりました。 以下の話は、國司さんやその他いろんな人の話を聞いて、最近自分が思うようになったことを書きます。 要は、自分が練習だと思って行なっている取り組み一つ一つに、何の意味があって、何のために行なって、何に繋がっていくのか、ということを常に考え続けることが大事なのではないかと思います。 ポイント練習、補強、動きづくり、ジョグ、etc… これらは自分の目標達成のために行なっている練習だと思いますが、具体的にどういう能力、要素を向上させるためにやっているのか、どこを意識してやるべきなのか、考えればきりがないほど多くの意識するポイントは生まれてくると思います。 それが出来ている人、出来ていない人の差は大きいのではないでしょうか。たとえ一回の練習ではそこまで差がつかなくても、一年積み重ねればきっとすごい差になります。 まずは一つ一つの練習に意味を見出して行くことを意識的に始めていってほしいと思います。 もう一つチームに足りていないと感じる、必要な要素があります。 それは、意見や情報を互いに共有できる雰囲気だと思います。 上に述べた目的意識に関して言えば、例えば何のために行なっている補強かわからない時、 自分の中でわからないまま終わらせてしまうのではなく、周りにいる人にその意味を聞いてみるとか、 逆に自分はこう思っているけど、隣でやっている人が違う動きをしているように感じたら、その動きだと違うんじゃない?と指摘をするなど、どんどんチーム内で目的意識を共有して行くことが大事なのではないかと思います。 正直、正解がすぐにわからないようなものもたくさんあります。それなのに、自分の考えは違うんじゃないかと恐れて意見を言わないのはもったいないし、自分の成長にならないと思います。 たとえ答えがわからなくても、その場でチームメイトと話し合うことが大切なのであって、その話し合いがさらに目的を考えるきっかけになって行くと思います。それは相互の成長に繋がり、とても効率的だと思います。 目的意識以外にも、フォームや生活面に関しても同様です。 詳しくわかる人はわかってない人に教えてあげる、またわからない人は積極的にわかる人に聞く。 日々のダウンジョグ中など、どんな時でもいいので、そういった話し合いを繰り返して行なっていくことで、次第に自然と出来るような雰囲気が出来上がっていくのではないかと思います。 ただ、1年生や2年生など下級生はそういった考え方や話が自分から出来る人は少ないと思います。寧ろたくさんいたらすごいです。 そういう場合は上級生が積極的に話を振るなどして、フォローしてあげる必要があると思います。 これができるのは、たくさんの人数、いろんな学年がいる名古屋大学陸上部長距離パートの強みでもあると思います。どんどん活かしていきましょう。 ただ、一つ注意してほしいのは 常日頃からそういう話だけをしろと言っているわけではないということです。 真面目な話ばっかりしていても、それはそれで雰囲気が硬くなってしまうおそれもあるので、真面目な場面では真面目なことを話し合う、そうでない時はくだらない話で盛り上がる、と言った感じにonとoffがしっかり切り替えられればいいと思います。 日々のくだらない会話などを通して築いた信頼関係があることで、真面目な話をした時にもスッと受け入れられるようになるものだと思うので。 僕が合宿の花火や肝試し、BBQ、その他の飲み会を大事にしているのは、実はこういう理由もあります。 少し話が逸れてしまいましたが、 今の長距離パートはら遅刻する人も少なく、言われたことはしっかりとこなせる集団だと思います。 あとは自ら考え、積極的に行動し意見を発信していく人が増えていけば、チームとしてさらに一つ上のレベルに達することができると思います。 1年前、何も考えずにただ走っていた僕でさえ、ここまで考えられるように成長することが出来ました。 なので、すぐに変えるのは無理かもしれませんが、誰でも時間をかければ考え方を変えることは出来ると思います。 一人一人が変われば、チームは必ず変わります。 これからさらにより良いチームを作って行きましょう! ちなみに今回のブログは、本来まわってくる番ではなかったので自分の陸上の話については書きません。 次に回ってきたときに、いい報告が書けるように頑張ります。 僕の感想は以上です。 長い文章でしたが、読んでくださってありがとうございました。 |
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