こんばんは。
明日4区を走る長距離パート長森本です。
約1年半の長距離パート長としての役割も明日で終わると考えると、感慨深いものがあります。

個人としての4年間の振り返りは、卒業生レーンで書きたいと思うので、今日はやめておきます。
振り返ると、自分も一成と同じで満足のいく結果を4年間でおさめることはできませんでした。
特にここ2年は苦しい思いばかりしてきました。

昨年の夏ごろから長距離パート長になって、このチームの色々な事を変えようと自分なりに努力してきました。
ただ、1年半という時間があっても、ほとんど自分の思い描くチームには近づけられませんでした。

その原因は色々ありますが、チームのことを見る以前に、自分の走りに精一杯になっていた点があります。
僕が過去の大先輩のように29分台で走り、チームで絶対的な存在であれば、もう少し思うようになっていたかもしれません。
ただ、実際この1年半は選手争いをウロウロしたり就職活動などでチームを離れる事も多くありました。

昨年の東海学生のリベンジを誓って臨んだ予選会は更にチームを崩壊させる結果になりました。
夏〜秋にかけては多くの問題や怪我人が出てきて、チームはまとまりを欠いていたように思います。
実際現在も、パート長としてチームががっちり１つにまとまっているとは自信を持って言えません。

しかし、矢野さんが書いていたようにこの駅伝をまたチームがまとまるきっかけにしなければなりません。
僕はこのレースで引退をしますが、多くの選手は残って競技を続けるはずです。
そのようなチームの再出発の為にも、明日は自分の任された区間でベストの走りをしようと思います。

また、明日は自分にとって勝負がかかった場面での最後の駅伝になります。
今後市民ランナーとして走り続けてもこの昂揚感や緊張感は一生味わうことはできないでしょう。
そのため、チームのために走ることはもちろんですが、明日は自分の為に精一杯走ります。
来年の出雲駅伝は出れませんが、最後の東海学生駅伝を全力で走りぬきたいと思います。

これまで指導して下さった中学・高校のコーチ
大学で指導して下さった金尾前監督・林コーチ
自分の陸上人生に大きな影響を与えた高校時代のチームメイト
名古屋大学陸上部のチームメイト
４年間名古屋で競技を続けさせてくれた家族
その他友人や治療院の先生方など
多くの人に感謝しながら、4区8.3kmを走ります。

明日は応援お願いします!
そして優勝した後の胴上げを楽しみにしています!