中長ブログ - 杉原陸斗さんのエントリ

2022/05/24
東海インカレまでそろそろあと2日

執筆者: 杉原陸斗 (23:25)
しんやパスありがとう!本日スタートリストが公開されて、男子800mの予選ではしんやが先陣を切ることになりました。頼んだぞ!

久々なので簡単に自己紹介を。

名前:杉原 陸斗
学部:医学部
出身校:一宮高校(愛知)
種目:800m、マイル(1500mも挑戦したい)
好きな食べ物:ミスド、わらび餅
尊敬する人:Qちゃんこと高橋尚子さん

まずは近況報告ですが、先日、Qちゃん主催のランニングクリニックに補助員として参加してきました。マラソンランナー向けの練習会だったのですが、中距離ランナーである私にもびっくりするぐらいためになる内容でした。そこで、クリニックで個人的に印象に残ったこと9選を書いてみようと思います。Qちゃんだけに。

1. 腹筋1000回!補強は大切。
Qちゃんが現役時代の時は、毎日腹筋を1000回やっていたそうです。回数もすごいですが、もっとすごいのはそれを毎日欠かさず続けていたところですよね。Qちゃん曰く、毎日続けていたらだんだん抵抗感が無くなり、歯磨きぐらいの感覚になるそうな。すごい。私も朝起きて気づいたら無意識に腹筋してた、ぐらいになりたいものです。いきなり1000回はきついので、とりあえず1日100回から始めてみました。今はまだ習慣化できていないので、やったりやらなかったりですが、早く歯磨きレベルでできるように頑張ります。
ちなみに、Qちゃんは5000mのタイムがずっと伸び悩んでいた時に、お尻の補強を取り入れたところ、3か月後にはなんと(確か)40秒近くもタイムが伸びたそうで、伸び悩んでいる時こそ、走る以外の練習にも力を入れるべきだとおっしゃっていました。このお尻の補強、Qちゃんは各30回×5種をやっていたそうですが、私は今のところ各7回でケツ割れします。興味のある人がいれば教えるので、一緒にやりましょう。多分ケツ割れするので、それでもよければ、ぜひ。

2. 準備体操、ストレッチの大切さ
 今回のクリニック、前後半1時間ずつの2時間構成だったのですが、そのうち前半の1時間は全て準備体操とストレッチに費やしました。市民ランナーの方だと、ろくに準備体操もせずに走り出す人がけっこういるらしいですが、軽いジョギングだけだとしても10~15分ぐらいの準備体操は必須とのことです。
また、Qちゃんは現役時代のコーチから、「アップをしても7分間じっとしていたら身体はアップ前の状態に戻ってしまう」と教わったそうです。7分なんてあっという間なので、招集後に少しボーっとしていたらあっという間に7分経ってしまいますよね。そこで、招集所でも行えるような簡単な体操をたくさん頭に入れておくことで、身体をベストな状態に保ったまま走り出すことができるわけです。もしこの先、私がレース前にちょこまかと落ち着きなく動きまわっていたとしても、きっとそれは過度の緊張ではなく、Qちゃんの教えを忠実に守っているだけなので、心配はいりません。

3. 人よりちょっとだけ余分に頑張る
 Qちゃんを好きな人なら知っているエピソードかもしれませんが、Qちゃんは練習後に他人より少しだけ多く頑張る、ということを続けて強くなってきたと話してくれました。具体的には、初めのうちは100mの流しを3本、マラソンを始めてからは10分jogをしていたそうです。そのプラスαは次第に20分、30分、1時間と伸びていき、遂にはオリンピックの金メダルにつながりました。小さな積み重ねがやがて大きな結果を生む、というのはよく言われることですが、Qちゃんの話を聞いて改めてその大切さを実感しました。

4. 勝負にこだわる
 長くなってきたので読むのもそろそろ疲れてきましたね。でも、もう少し伝えたいことがあるので、辛抱してお付き合いください。後半はたぶん私も疲れて大したこと書けなくなるので大丈夫です。
 Qちゃんは勝負どころでキレのいいスパートをかけるための練習法も伝授してくれました。それは、まず腕を頭の後ろで組んで腕振りができない状態で走り、途中で腕組みを解除してダッシュするというもの。腕組みを解いた瞬間に爆発的にスピードが上がる感覚が、ラストに切り替えをするときの感覚と非常に近いそうです。この練習を繰り返せば、三浦龍司ばりのスパートを手に入れられる日も近いかも。

5. 周りから愛され、応援される人柄
 ここまで主に競技面について書いて来ましたが、Qちゃんは人柄も本当に素晴らしかったです。クリニックは午前、午後と合わせて6時間近くあり、絶対に疲れているはずなのに、そんな素振りは一切見せず、常に笑顔で参加者に接している姿や、自分の休憩を削ってまで参加者のために時間ぎりぎりまで教えている姿に、心を打たれました。ただ速いだけではなく、皆に愛され、応援したくなるような人柄であったからこそ、周りを味方につけ、結果を残すことができたのだと思います。

6. Qちゃん若すぎでは??
調べてみるとQちゃんは今年で50歳のはずですが、全くそうは見えません。容姿といい、動きのキレといい、とにかく若かったです。

7. Qちゃん体力ありすぎでは??
 16時過ぎまでランニングクリニックでみっちり身体を動かした後、なんとQちゃんは新幹線に飛び乗って東京に帰り、夜のニュース番組に出演していました。これはもう若いなんてもんじゃないです。体力がすさまじい。

8. サイン嬉しすぎ
 そんな多忙なQちゃんですが、なんと終了後にサインを書いて、一緒に写真まで撮ってくれました。宝物にします。

9. 弁当美味すぎ
 ついでに、昼に出されたお弁当が、今までの補助員弁当の中で一番おいしかったです。ハンバーグも魚もあって、冷しゃぶまで入ってるなんて豪華すぎる。たぶんQちゃんが来るおかげで豪華なお弁当になったと思われるので、いつも来てほしいものです。


さて、ランニングクリニックのレポートはいかがだったでしょうか。後半は主観が多くなってしまったかも。とても楽しく、貴重な経験をありがとうございました。


最後に、試合に向けての意気込みを書いておきます。今シーズンここまでの試合では、六大戦、信大戦ともにタイムよりも順位を意識したレースをしてきました。どちらのレースも名大勢で上位を独占し、取るべき点数をしっかりとれたのは良かったのですが、やや余裕を持ったペースで1周目を通過していることもあり、どちらも1’58ぐらいのパッとしないタイムでした。

しかし、東海インカレはこれでは通用しません。今回は久しぶりに攻めの走りをすることになると思います。格上の選手を相手にするレースは、何も恐れることなく思い切り走れるので、とてもワクワクします。前半からガンガン飛ばして、今の自分が持てる全てをぶつけたいと思います。


私の分はこのあたりでおしまいにして、次は今誰よりも波に乗っていると思われる三矢に回そうと思います。自信に満ち溢れた文章を書いてくれるに違いありません。よろしく!
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