中長ブログ - アツキさんのエントリ

2021/03/26
考えすぎ代表より

執筆者: アツキ (00:01)
ブログ

光志回してくれてありがとう!

元中距離パート長&考えすぎ代表小林篤生です。
タイトルの通り、よく考え事をする人向けの内容です。

僕は今卒業式の式典の中でこのブログを書いています。
(まだ始まってないので話を聞いてないとかそんな事は無いですよ)
締めくくりとしては最高のタイミングかなと思います。

とか言いつつ、結局その時間で書き終わってないので日付が変わる前に書き終えようと決めて書きました。

4年間を振り返って書きたい事は色々あるのですが、ここでは思い出よりも反省を書こうと思います。

これは陸上に限った話では無いのですが、
「考える事と行動する事のバランスが大事だよ」
「行動には期限をつけると良いよ」
「楽しさと苦しさは両立するよ」
という事を書こうと思います。

僕たちは一応名大生という事で机上の勉強という物差しの上ではそれなりにいい成績をとっていた人達の集まりです。
だから考える事に関しては興味を持てばいくらでも出来るんだと思います。

ただ、行動する事は得意な人と苦手な人で大きく差が出ます。僕は苦手な方でした。いや、まだ苦手ですね、

メニューを考えるにしても、「結論を出してから行動しないと」と思っていたので、考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え、試す前に頭の中でグルグルと考えてしまい結局結論が出ない、なんて事が多かったです...

結論なんて無くても良かったんです。
課題を全部解決しようとする必要もなかったんです。

やってみたいと思った事に理由があればやれば良いんです
やる前に「でも」や「だって」と考えて結局やらないのは考えなかった事と同じだと思います。

やってみてどうだったかの方が大事です

僕はこれが苦手だったなと痛感しています。
やりたいと思った事に理論や補償が無いと中々行動できない、

理論は大事です。

「こうするとこういった理由でそうなる」
そう既に分かっている事があれば積極的に使うべきです。
ただ、「こうなるかもしれない」、「ああなるかもしれない」に関しては答えなんて無いし、生きていく上では後者がほとんどです。

やってみないとわからない

陸上のメニューだってやってみないとわからない
研究だって研究限界があったとしてもやらない事には何もわからない
就活だって現場を見ないとわからない

こうなる補償が無いから、やってみて結果が出なかったら時間の無駄だから、失敗したら怖いから

僕はこう考えてしまうタイプなので中々前に進まないのですが、それでも少しずつ行動を増やしていけるようにもがいている所です。

そして、僕は今考えを行動に移す時に意識している事があります。

それが行動の期限です。

それはいつまでやるのか、逆に言えば、いつを過ぎたらもうやらないのか

人は期限があると頑張れます。

・あと20分だけ勉強する
・とりあえず3日間やってみる
・何月何日の大会に合わせる
・1年後の受験に備える

容量のいい人はこれを上手く使いこなしています。

逆に僕みたいな容量の悪いタイプは中々この期限を決め切れません。
全て同時進行で進めようとします。

陸上で言えば、いつまで基礎を重視するのか、いつまでその考えを基にメニューを組むのか、いつまでそのトレーニング・動き作りを試すのかetc...

それ以外で言えば、
・いつまでに課題や提出物を終わらせるか
・いつまで自分のやりたい事を追うのか
・将来転職や起業を考えるならいつまで今の職場で働くのか
色々あるはずです

ここをしっかり区切りを付けないと気付いたら「あれもこれも...」となって区切りが無いから振り替えれないし、やる事は増えてキャパオーバーになります。

容量のいい人は期限を上手く使ってそれ以降はスパッと次に移ります。100点を目指すのでは無く60点をとにかく期日以内に出すタイプですね

だから、どんな小さな事でも、逆にどんなに大きなことでも期限は付けないといけません。その期日も曖昧ではダメです。
何月何日までなのか、できれば何時何分までなのかまで決めないと結局ズルズル流れてしまいます。

もしこの文を読んでくれている人で「同じだ!」と思った人がいるなら是非期限を意識してみてください。
最初はどうせできないです。

僕もまだ全然できないです。

でもこういう機会に振り返ったりしながら、「出来てないからまたちょっと意識してやってみよう」と思い返してちょっとずつできるようになって行けたらいいなと思います。

このまま、最後の「楽しいと苦しいが両立する」という話に持っていきたいと思います。

この話は陸上をやってる人なら分かってもらえると思って書きますが、全員がそうだとは思いません。人によります。

陸上をやっていると周囲から何でそんなキツい事やってるの?キツいのが好きなの?Mなの?的な事はしょっちゅう言われますよね。

でも僕たちは走ります。キツくてもしんどくても、吐きそうでも走ります。

それはあの疾走感が好きだったり、みんなと一緒に頑張るのが好きだったり、負けるのが嫌だったり、そのバチバチ感が好きだったり、終わった後の達成感が好きだったり、練習が結果に結びついた時の喜びが好きだったり、人それぞれ理由があるからなはずです。

キツいのは嫌だけど、キツい中にも何か魅力を見出しているはずです。

僕が思うに、これは今後の人生ずっとそうだと思っています。
特に僕は考えるのが好きなので一生シンドイ思いをして生きていくんだと思います。

でもシンドイのは当たり前で、辛くて苦しくて吐きそうでも、自分がやっている事に対して納得して何か魅力を見つけて取り組める事をやっているならそれで幸せなんだと思います。

「キツいのに幸せって何言ってんだ」と思うかもしれないですが、山の上で一緒にキツい思いをしながら一緒に頑張ったみんななら少しは理解してくれるんじゃないかなと

この世に完璧なんて無いし、どこかで諦めないといけない所はあります。僕は楽に生きることを諦めました。
それは人それぞれだと思います。お金を諦める人、家族を諦める人、娯楽を諦める人、やりがいを諦める人

何を諦めるにしても結局大事なのは自分自身が納得してるかどうかだと思います。

かじゅが言うように何を言うかではなく誰が言うかが大きいので、この文が何人に届くかはちょっと怪しい所ですが、1人にでもいいから届いて自分の納得できる陸上生活、大学生活を送ってくれたらいいなという想いで締めます。

フレフレ名大

ゆりちゃんには弦が回してくれているので
中距離卒業レーン完結ですね
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