中長ブログ - 恵理さんのエントリ

2021/03/04
社会へ放たれる

執筆者: 恵理 (15:48)
信哉くん初めまして?
ブログパスありがとう!
投稿遅くなってすみません!
椙山長距離4年の青木恵理です。
まさかの女子1番手で何を書いたらいいのか分からず去年の先輩方の卒業レーンを見返していい事書くなぁと思いつつ勝手に感傷に浸ってしまいました💦

私は先日看護師の国家試験を受けました。看護学部を卒業しても国試を受けて合格しなければただの人間になります。もちろん落ちれば病院からも「さよなら」を告げられ放浪人になってしまうのです。恐ろしいですよ。コロナも相まって看護師不足が叫ばれる中、看護師国試は受験者の1割以上は落ちる仕組みになっているのでこんなに頑張っていても、こんなに足りないと言われていても悲しい現実が訪れることはあるのです。 合格発表はまだ先ですが自己採点では何とかなっていそうなので就職する前にグダグダできるという学生の特権を噛みしめながらあと少し過ごそうと思います。

せっかくの卒業レーンなので大した記録は持っていませんが私の大学4年間の陸上の話をさせて頂こうと思います。
私の大学4年間の陸上生活は決して順調なものではありませんでした。
3年までは高校時代の記録を含めても自己ワーストを更新しまくり、自己ベストを全く出せない状況にいました。その理由は単純に陸上に真摯に向き合えていなかったということに尽きると思います。バイトや学業、小さな怪我、貧血を言い訳にし、陸上を1番に考えられず甘えてしまっていたと思います。歴代の偉大な先輩方が「陸上部の選手なら陸上を1番に考えて真摯に向き合うべきだ」と仰っていました。が、当時の私はどこかで自分の弱さに気づきながらも、それなりに向き合ってるつもり!と甘い自分に気づけずダラダラと時が過ぎてしまっていました。意地を張らず、客観的に自分をみること、【つもり】は本当に断定できるのか、を考えて自分を見つめ直すことが必要だったのかもしれません。
3年まではもう高校時代のPBを更新するのは無理なのかもしれないと諦めかけたこともありました。
しかし、大学4年になってコロナもあり、学業もある程度落ち着いて自分の時間ができた時に、ふと大学4年間も陸上をやっていてPBを更新出来ないのは寂しくないか?高校時代に比べて明らかに練習量が少なくないか?と思い、やっと行動に移すに至りました。コロナ禍でもたくさんの出会いもあり、継続して練習を積むことで1500.3000.5000とPBを更新し、練習でもベスト更新出来るようになりました。当たり前です。練習を積んでいるのだから。もちろん不調な時期もありましたが自信を持って練習できていると思えればその努力は報われるという実感を久しぶりに得ることができて陸上の楽しさに改めて気づくことができました!そしてこの時期に1番意識したことはPBを更新した時に全力で喜ぶ姿を思い浮かべることです。自然と苦しい時も頑張れた気がします!

ただ1つ、心残りが最後の駅伝です。4年で最後の東海学生駅伝に椙山として後輩や同期が沢山頑張ってくれて出場させてもらいました。自分の使命は最終学年として、最長区間でもあるアンカーで少しでもマシなタイムでゴールすることでした。そのために2ヶ月程、ただ8.1kmを走りきるために全てを懸けて練習をしました。調子も良くこれまでの陸上人生で1番のピークだったと思います。しかし本番では目標とするタイムには遠く及ばず順位も落としてしまう情けない走りをしてしまいました。駅伝後数日は走りに出かけても辛くて泣けてすぐに帰ることが続きました。頑張っても結果が出なかったことの辛さというのも最後に経験しましたが、周りの人に自分が頑張ったことが周りに与えたプラスの影響は大きいと声をかけてもらい何とか立ち直ることができました。「○○最近調子いいよね」と話題に上がれば自然と負けてられないって危機感も向上心も生まれるますよね。プラスの意味でもマイナスの意味でも自分一人の姿勢が自然と部の集団に影響を与えうるということをもう少し早く気づきたかったなと思った出来事でした。グループダイナミクスとやらですね!国試で勉強していても思いました😅


そして最後にひとつ。学業との両立に悩む人へ。怪我でも同じかも。
私も実習期間などは走ろうと思っても走れず、どんどんと走力が落ち、周りに置いていかれる感覚に落ち込むことも沢山ありました。でも本当に忙しければ仕方がないのです。実習のストレスなんてとんでもないですもの😂私の場合、実習で疲れて帰って眠気に負けつつ徹夜で記録を書いて、日が昇ったらまた病院へ→なんて時期に頑張れませんでした。それでも忙しかったり、どうしても走れない時はちょっと走れたらOK、落ち着いたら絶対頑張るでもいいと思います。その理由は1番は精神的にも身体的にも自分を追い込みすぎないためです。(反対意見も承知) 私も3年間自己ワーストを記録し続けましたが、いざ、落ち着いた4年でガッチリ切り替えてPBを出せるようになったので。ここでは本気で心を入れ替えることをオススメします(笑)
ただこれも長距離女子のメンバーの理解があったから自分がこう思えたのだと思います。先程も言ったように走っていない自分がもしかしたら全体の士気を下げる方に影響を与えるかもしれないのに皆は励ましや労いと共に理解をしてくれました。これも部の仲間のいいところだなぁととことん感じました。感謝!
とにかく、どうしても走れない時は焦ったり落ち込んだりするとは思うけどいつか日の目を見ることを信じて、その時が来たら全力で頑張ろうということです。(何言ってんだ?分からなくなってきた)


そんなこんなで、つまらない自分語りが長くなりましたが、こんな自分でも4年間続けられたのは楽しくて個性豊かで努力家な同期をはじめ、最高の先輩や後輩に恵まれたからだと心底思っています。
大学4年間陸上を続けられて本当に良かったです!ありがとうございました!

私はウィメンズにもノリでエントリーしてしまい今更絶望感に打ちひしがれていますが、今後も細々とランニングを続けていけたらいいなと思います。

女子長距離競歩卒業レーン次はたくさん苦しみを分かち合った清水夏波に回します!!!いっぱい枕とジャージ濡らしたね笑 でも学業も陸上もそれ以外も知らないうちに凄いことやってのけるから尊敬しっぱなしなのよ。ありがとう。
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