中長ブログ - 伊藤夢乃さんのエントリ

2020/12/11
これだけ書いても塚本先輩の足元にも及びません

執筆者: 伊藤夢乃 (11:02)
真莉子ちゃん、回してくれてありがとう!
小柄な見た目と、大きなストライドのギャップがカッコ良すぎるスーパールーキー!
日の出前に朝練をするとき、補導されてもいいように身分証明書を持って走っているそうで、なんとも真面目で可愛い♥️
成長が楽しみです✨


こんにちは。
長距離女子パート長をしています、伊藤夢乃です。

最後くらい偉大な先輩方みたいに良質なブログを書きたくて何度も書き直したのですが、煮え詰まったので投稿します。


【パートの話】

このコロナ期間、改めてどんなパートにしていきたいのか考えました。
5大学の集まった、個性豊かな長距離女子パートは、全日本を皆で目指す男子とは異なり、各々で狙う大会も目標も違います。

悩んだ末に一番しっくりきたのが「1人1人の目標を皆で応援できるチーム」というキャッチフレーズでした。

選手が目標に向かってのびのびと走れて、
陸上部のための部員じゃなくて、部員のための陸上部となるような、
良い意味で陸上部を活用して、目標達成を皆で後押しできる、
そんなイメージです。(伝わりますかね?笑)

これを目標に取り組んできたのですが、結果として、本当に実現できたのかはわかりません。

試してみたことを色々書き留めておこうと思います。

■テレワークアウト
4月から9月まで約6ヶ月続けたテレワークアウト、月・水・金曜日の週3回やりました。自由参加でしたが、1日も参加者ゼロの日が無かったのはすごいと思います。

筋トレの効果としては、スクワットなどを通して走りの安定感が増したという声もありました。最初はキツすぎたパメラの腹筋も少しずつこなせるようになりました。継続は力なりですね。

でも、一番の収穫だったのは、練習が再開されて真莉子ちゃんと初めて会ったときに、「初めましての感じがしない」と言ってくれたことですね。やって良かったです。

また、このワークアウトは細々と今も続けており、ななみんとえりりんと3人でやってます。癒しの時間をいつもありがとう☺️

■面談
パート部員全員とzoomや電話や対面で話しました。各々の目標、パートに求めること、部活に入った理由など、普段の会話ではあまり話さない内容もたくさん話せました。
この面談を通して気づいたことがあります。
みんな部活に入っている理由があって、内に秘めた目標があるってことです。何となく部活にいる人なんて誰一人いません。
当たり前といえば当たり前のことですよね。

みなさんは
調子が悪いとき、
ケガをして走れないとき、
学校が忙しくて部活に来れないとき、
同期よりタイムが遅いとき、
自分は頑張れていないと苦しくなること、周りから認められなくて悔しいこと、ありませんか?

そんな部員にどう声をかけるべきか、はじめは分かりませんでした。前までの私は、アドバイスできることをひたすら探していたのですが、何とかしなきゃいけないってことは本人が一番分かってる訳で、私の言葉の中に答えはありませんでした。

だから、全部受け入れてみんなの頑張っていることに焦点をあてることにしました。甘やかしてる訳ではありません。
それが一番問題解決への近道だと思ったからです。頑張れていない自分を責める時間を少しでも減らして、安心してケガの復帰や勉学に時間を使ってほしいと思いました。実際に話を聞くとみんな本当に頑張っているんですけどね。

とはいいつつ、上手くいかないことも多くて、それでも味方で居てくれて、支えてくれたパートの皆には感謝しかありません。

■育生さん
今年は特にたくさん頼らせてもらいました。月1くらいで電話をして、練習メニューやパートの方針を相談させてもらってました。メニューに柔軟性を持たせたい、パート全員で練習したい、などなど、わがままなこともたくさん言ったと思いますが、いつも受け入れてくれました。練習にも試合にも毎回来てくれて、最近では一緒に走ってくれたり?(笑)して、本当に感謝です。育生さんが見てくれている、ということが安心して競技に取り組める雰囲気にも繋がったと思います。
でも、ケガには気を付けてくださいね😅

あとは、集合の時に交代で最後の言葉を言ってもらうことにしました。皆素敵な言葉をかけてくれるんです✨

こんな感じです。
読み返してみると、競技面はほとんど育生さんに頼りきりですね。これで本当に良かったのか、良いパートを作れたのかはやっぱり分かりません。でも、4年間の中で一番誇りを持てるのは今の長距離女子パートです。メニュー前・メニュー中の程よい緊張感、ダウンの楽しい会話、集合の雰囲気、、どれも好きです。オンオフがしっかりしつつ、居心地の良い、そんなパートに少しでも近づけていたら嬉しいです。

のびのびと練習できた成果はきっと駅伝やトラックレースで発揮してくれるでしょう。
東海学生駅伝まではパート長なので、最後まで出来ることを尽くします!


【個人の話】

前にブログを書いた6月頃から振り返ってみます。

6月
足の痛みが長引き、walk、jog、補強中心。

7月
少しずつポイント練を再開。

8月
jogを中心に、400インターバル、800-1000インターバル、90分間走をひたすら繰り返す。

9月
北陸での練習再開。インターバルの距離を少しずつ伸ばせるように。

10月
1500,3000,5000でPB更新🎉
大きなケガもなく、練習を継続できていたので、PBは絶対出ると思ってスタートラインに立つことができました。

11月
駅伝強化記録会は足に違和感のある状態で出場し、散々な結果に。

それから今に至ります。

10月の試合では高校時代のPBをやっと塗り替えることができました。たくさんの人が自分のことのように喜んでくれて、おめでとうと言ってくれて、ここまで続けてきて本当に良かったと思いました。

PBを更新し、「この調子で駅伝も良い走りをしたい!」と思う自分の片隅に「PB出せたんだし、少し休んでもいいんじゃない?」と甘やかす自分がいました。それが11月の試合の結果だと思います。
高校の時からお世話になっている知多の競技場のラストレースで、しかもコロナで制限も多い中で開催してくださったのに、良い結果を出せなかったことが悔しくて申し訳なかったです。
えりりんが10分台を出して本当に嬉しかったけど、10月のレースをいつも仲良くゴールしていたえりりんが遠くにいってしまった感じがしました。

駅伝で同じ悔しさをもう味わいたくない。本気で皆と喜びたい。
ここからもう一度気持ちを切り替えて、練習を見直しました。ここでも、たくさんの方が親身になってアドバイスをくれて本当に感謝です🙇

今思うと、PBを更新して、ポイント練習の強度を高めていく中で、基本のjogが疎かになっていました。jogと流しを目的を持って丁寧に取り組むようになり、ケガも減り、スピードに自信もつき、ポイントの消化率も高まっていきました。今は10月のPBを出したときよりも状態は良いと思います。

でも、これだけじゃなくて、メンタル的な支えになってくれる人がずっと居てくれたことも大きいです。

本当にたくさんの方に支えてもらいましたが、特に特にお世話になったのがこの2人。
ずっとずっと一緒に悩んでくれたななみんと、パートのためじゃなくて自分のために走ればいいと言ってくれたえりりん。いつもありがとう✨
もちろん他にも、大好きな同期、頼れる後輩、陰で支えてくれた先輩、家族、、書ききれませんが、本当に感謝しかありません。


最後に東海学生駅伝への思いを。

この駅伝は、私の地元で開催されるのですが、高校のときに初めて応援に行きました。
先輩方の走りをみて、私も大学生になったらここを走って、町の人を笑顔にしたい!恩返ししたい!と思いました。
この駅伝が、大学で陸上を続けるきっかけの1つです。
地元に恩返しの走りを届けたいと思います!

私は今回、混成として出場させていただきますが、楽しみすぎるメンバーです☺️
山の上からは3人走ります。
コツコツと練習を積み、お互いに高め合ってくれた菜奈子。たくさん頼らせてもらった後輩、真莉子ちゃん。
2人は本当にチームを支えてくれて、一緒に頑張ってくれました。私の頑張る理由です。
2人のためなら、チームのためなら、どれだけ苦しくても耐えられます。
一緒に頑張ろうね!

そして、このご時世で大変な中、駅伝の開催にご尽力いただく全ての方に感謝です。混成チームの出場も叶えてくださり、ありがとうございます。学連、審判補助員、配車、付き添い、、皆さま当日はお世話になります🙇

今回は長めに語らせてもらいました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
これにて混成レーンは終了です!
皆で力を合わせて最高の大会にしましょう✨
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