中長ブログ - アツキさんのエントリ

2020/04/13
今考えておきたいこと

執筆者: アツキ (22:40)
智大ブログ回してくれてありがとう!

もうすぐ卒業式から1ヶ月経ちますね。
中距離パート長の小林です。

ちまたでは新型コロナウイルス(COVID-19)対策により完全に自粛ムードが広がっていますね。こんな時期に大切な何かを見失わないようにあるいは見つけ出せるように自分の考えをまとめることも兼ねてブログを書こうと思います。

まず現状の報告から。
僕は保健学科の理学療法学専攻なので本来であれば先週に臨床実習へ行く権利を得るための実技試験を終えて来週から7月までは実習に行っているはずでした。しかし、現状では6月に延期になりおそらくこのままいくと後期に再延期になることが考えられます。
つまり後期に行うはずだった卒業研究は前期で終わらせなければなりません。そのため2月末あたりから可能な限り人との接触を避けつつ実験を行っているという状況です。
今やるべきことがあってそれが楽しいというのはとても貴重で有難いことだと思いながら幸せを噛み締めているところです。
しかしこのまま感染者が増加すれば現状許可されている研究も禁止されてしまうことになります。もしそのような状況に陥った場合でも自分のやるべきことを見失わないようにするために今考えておくべきことを自分なりに書き留めておこうと思います。

まず、大前提として肝に据えておかなければならないことは、卒業つまり社会人になり自分の力で生きていかなければならなくなるまでのタイムリミットは(たとえ大学院に行くとしても)刻一刻と迫ってきているということです。
これには学年は関係ないです。必ず全員がいつかは社会人になります。恵まれた環境で学問や陸上あるいは遊びのことだけ考えていても問題なく生きていけるのは今だけです。永遠に続くものはありません。だからこの生活が終わった後のことを考えて行動しておかなければいけません。
正直そんなことを考えるのは辛くてめんどくさくてできればやりたくないことですが、このまま何十年も「なんとなく」生きて行くことに比べればましくらいに覚悟を決めてやるしかないです。見て見ぬ振りはできません。

そんなようなことを考えるようになったのはいくつかの映画や本の影響があります。僕のおすすめは「世界から猫が消えたなら」という映画と「チーズはどこへ消えた」という本です。どちらにも共通することは「当たり前」や「幸せ」はある日突然消えるということです。月並みな表現ですが今の社会の状況にはぴったりな言葉だと思います。実際のところ「ある日突然」というのは意外と範囲が広いです。例えば交通事故や大災害で命を失うというのは本当に突然ですが、今回のコロナや大学の卒業のようになんとなくこのままいくとまずそうとわかっていながらも備えをしていなかったら気付いた時にはどうしようもなくなっていたという「ある日突然」もあります。(注:コロナに関しては自分はかからないと思っている人のことを指しています。)

僕が今取り組んでいる卒業研究もこれまで取り組んできた陸上競技もこのまま続けられるわけではありません。だから卒業してからの進路にはかなり悩んでいます。今行っている研究をもっと深めたいし、自分の将来についてももう少し考えたいので大学院には行く予定です。しかしその後自分がどうしたいのかがまだわかりません。もちろん悩んでいるだけで解決できるようなものではないので、いくつかインターンにも参加しました。しかしそれも1Dayのものだったので自分の将来を決めるほど大きな影響のあるものではありません。まだまだ甘いという事です。なので今後は(無事実施されることになれば)実習や長期インターンなど色々なことを経験して決めていきたいと思います。

今は自粛が必要な時期なので大きな行動は起こせませんが、それでも自己分析やお金の勉強、気になる業界のチェックなど時間ができたからこそしっかり取り組めることは多いです。暇を持て余している人は一度自分の卒業後について悩んでみるのも良いのではないでしょうか?どうせそのうち突き当たる問題です。

話を少し陸上に向けます。
部活が禁止されている現状でモチベーションが湧かなくて練習できないという声は多いです。もちろん自分も同じことを感じています。しかし、それでも自分に練習を課すのかどうかはモチベーションで決めることではないと思います。4年生は別としてそれ以下の学年の部員には今後必ず大会や記録会が訪れます。熱量は人それぞれですが、そこに少しでも自分なりの目標を据えようと考えているなら練習をやめてはいけないと思います。ただし、競技場で走るだけが練習ではありません。自分が競技につながると信じて行うのであればそれは練習です。テレワークアウトも目的を持って行えば練習です。少し休んでしまった人も再開できればそれはやめたことにはならないと思います。
僕たちはある日突然部活を禁止されてしまいましたが、解禁されるのもある日突然だと思います。それまでに今できること、今ならできることは何と無く自分の中に浮かんでいるのではないでしょうか?それを行動にするのは辛くてめんどくさいことかもしれません。それでも少なくとも僕たちには陸上部という環境があります。一緒に練習は出来なくてもスマホなどでお互いコミュニケーションを取ることはできます。そういった環境を利用してやりましょう。辛い時期に頑張ったことはその後の自信にもなると思います。

コロナに負けるな

次は兵藤がTwitterでいいことを言っていたので彼に書いてもらいたいと思います。
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