中長ブログ - 向山さんのエントリ

2007/02/14
“裏”と書いて“コスモ”と読む!

執筆者: 向山 (09:01)
すっかり“裏がある”イメージが定着してしまいましたね。おはようございます、向山です。

先日、思い出作りとして4年生6人で静岡まで行き、富士宮駅伝を走ってきました。当日は春らしい陽気、雲ひとつない青空、太陽に映える富士山、となんとも気持ちのいいシチュエーションだったのですが、僕らのチームはといえば風邪を引いた竹村、1週間で3日徹夜をした小泉、まともに練習していない本田、と呆れるしかないコンディションでした。雰囲気台無し。しかしこれが4年生クオリティ。周りの空気なんて関係ありません。卒業記念品の横断幕に載せる言葉を『俺色に染めてやる!』にしようとしているぐらいですから。それで駅伝の結果ですが、調子のよくない3人が前半のきつい登り区間(3人合わせて370mの登り)という配置だったため、チームの力を出し切れず総合13位でした。なんで区間変更をしなかったのかというのは禁句。

さて、ブログを書くのもおそらくもう最後なので、陸上競技についての持論やら何やらを書こうと思いますが、大部分は末次や稲垣大先生が書いていたことの繰り返しになるので被っているところは省略します。
中距離の立場としての意見ですが、自分のタイムが伸びたきっかけは『怪我』だったと思います。二年の冬に足を痛めて、それでも無理して走っては悪化させたり、別の部分を痛めたりという悪循環を重ねていました。その時に、通っていた整形外科で筋力不足を指摘されたため筋トレを重ね、嘉賀さんの意見を参考にPower-Maxをやり、プールで泳いだりもしました。怪我が完治してすぐに結果は出ませんでしたが、その年の秋に自己ベストを大幅更新し、「走れなくてもできることがある」ことを実感しました。まぁ結果論だと言われればそれまでですが。
それからは「この足の痛みはまずいな」と感じたら、走るのをすぐにやめるようにしています。その日はもうジョグすらしません。翌日から体育館シューズを片手にウエイトルームに行き、ひたすらバイクを漕ぎます。筋トレも多めにやります。マネージャーさんの手伝いをしつつ皆の走りを見て自分の走りの参考にします。というように普段やらない(できない)ことをひたすらやります(普段からもっとやれよって話ですが…)。いつもは走ってばかりですから、これが体のリフレッシュだけでなく心のリフレッシュにもなったりするんですね。走れない時こそチャンス、というと語弊があるかもしれませんが、皆にも走れない時期の過ごし方を大事にしてほしいと思います。そして、走れている時は監督の作ってくださるメニューを信じて、それをベースに練習を重ねれば確実に強くなれます。

―というのが自分の考えですが、みんなも同じように自分の考えをもって陸上に取り組んでいると思います。譲れない信念みたいなものがあると思います。しかし自分のスタイルを貫く事を意識しすぎて人の意見を聞き入れない事は賢いとは思いません。スポーツ漫画史上至高の作品「スラムダンク」を例に挙げれば、IH2回戦、湘北が闘うのは優勝候補の山王。それまで王者山王相手に互角に戦っていた湘北も、とうとう後半に山王のエース沢北の活躍で得点をじりじりと離されていきます。湘北のエース流川も沢北相手に全く歯が立たなかったのですが、陵南の天才オールラウンドプレイヤー・仙道の言葉を思い出し、プレイスタイルを変える事で自らを成長させ、チームを勝利に導きました。このように、受け入れるべきものは受け入れていくというのも強くなる上では必要かなと感じます。かなり偉そうですが許してください。もう最後なんで。

長々と書いてしまいましたがこの辺で終わりにして次の方にまわそうと思います。え〜自分は来年度からOBという立場から部を支えていくわけですが、OB会費を払う事が部に貢献できる1つの大きな方法です。しかし、OB会費以外で部(部員)に直接支援をしてくださる方もいらっしゃいます。その代表的存在の、ある人物に感謝の意をこめてつなぎたいと思います。さぁそれでは応援・飲み会・麻雀の出席率はかなり高く、存在感もありすぎ、今シーズンの援助額は概算でも6桁いっております、津村大先輩にお越しいただきたいと思います。
現役でもなければ中長距離でもないのにふっていいの?っていうツッコミはなしで。これぞ4年生クオリティ。
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