中長ブログ - 佐藤雅彦さんのエントリ

2011/03/14
自分にできること

執筆者: 佐藤雅彦 (08:02)
佐藤です。

無茶ぶりにどう答えようか考えているうちに、大変な話題ができてしまったのでオチはなしで行こうと思います。

11日(金)14時46分
世界が震撼する出来事が起こりました。
宮城県金華山沖でMw=9.0(暫定)の地震です。
被災された方々に、お見舞い申し上げます。

 太平洋沿岸の惨状はみなさんご存知だと思いますが、慎君も自分も人的被害は無く済んだようです。古川さんも無事だと聞きました。しかし、大船渡にいた私の姉は避難民となり、OBの藤原さんとは未だ連絡が取れていません。今は無事を祈るばかりです。

しかし、今回はたまたま自分の地元だったというだけで、関係者でなくとも亡くなった方が多くいることに変わりはなく、知り合いが全員無事だったからといって素直に喜ぶことができません。

 さて、三陸沖というのは地震の度に津波に襲われてきました。明治の三陸大津波や、チリ地震による津波等。その地形から、広がっていた波が狭い地形に密集するため、湾内に入ってから急激に波が高くなって大きな被害をもたらします。船で沖に逃げようにも、沖に出るまでに時間がかかって飲み込まれるケースもあります。(今回の映像を見ていただければわかりますが、映画のような「ざっぱ−ん」というのだけが津波ということではないのです。)

内陸の私でさえこれくらいの知識があるのに、沿岸で今回のような被害になったのは、悪い意味での慣れがあったと言われています。避難に車を使ったり、荷物をまとめていて逃げ遅れたり。福島で沖合に流されて救助された人は、忘れ物を取りに戻って流されたそうです。決してやってはいけないことです。

 日頃から防災意識の高いところでこのようになるのですから、東海・東南海・南海地震が起きたらどうなるのか。おそらくパニックです。幹線道路が渋滞し、地下鉄に人が殺到するでしょう。名古屋は、はっきり言って防災意識が低すぎると思います。防災訓練をしたという話も聞きませんし、防波堤が特別強固だとも思いません。東日本に対する太平洋プレートよりも、東海に対するフィリピン海プレートの方が圧倒的に近いです。津波が来たらあっという間だと思います。今回のようなものならば、とりあえず港区は全滅でしょうね。

 冗談はこれくらいにして、問題はこれからです。今回は土地が沈降し、海岸線が陸地に入り込んだそうです。これがそもそものリアス式海岸の成り立ちですが、よって、以前のような土地利用は難しいと考えられます。狭くなった土地に、どのように町を作っていくのか。自分には見守っていく義務があると思います。

今は何もできないのが、非常にもどかしいです。


 話は変わりまして、6年間の陸上生活を振り返ってみますと、1番の思い出は、フルで30傑に入る記録を出せたことでしょうか。1番悲しかったのは、去年の部報にそれが載らなかった上、今年のインフレでランク外になってしまったことです。去年の部報係が誰だったか覚えていませんが、最後のチャンスを見過ごされてしまったわけです。悲しいかな。

 うーん、やっぱり、なかなか言葉が出てきませんな。今は、まったくと言っていいほど、やることなすこと集中できていません。最後の機会までうまいことも書けないのが悔しいですが、このまま書いても意味がないので次にまわします。(自分のせいで)時間もないので、岩永と鶴田と安川で。

名古屋国際は残念でした。阪神・淡路の時の大阪のように、スライド出場もできないし…どうなるのでしょう。それから、今夏の北東北IHも心配です。

頑張ろう東北!
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