中長ブログ - 佐伯元春さんのエントリ

2016/10/24
やれないと決めたのは誰だい?

執筆者: 佐伯元春 (22:31)
はるこちゃんありがと!
かつてインターハイまで出たはるこちゃんが仲間になってくれて僕は今まで失われていた笑顔を取り戻すことができたよ!


どうも、3年競歩、主将の佐伯です。
僕の名前を知らない人は頭を丸めてください。。


せっかくブログが回ってきたので書きたいこと書き散らかします。

僕は、皆さんご存知のように、昨年膝を壊して走れないよってお医者さんに言われてから悩み、そして今年の2月くらいから本格的に競歩を始めました。
その時の僕の目標は四年生の七大戦で得点を取ることでした。
つまり具体的にはあの灼熱の中21分台くらいで歩くことですかね。

初めての5000mWは26分くらいでしたから、1年半弱でだいたい4分くらい縮めないといけませんでした。
僕がその目標を掲げたとき、半分くらいの人は笑いながらそうだな、頑張れよ、って言ってくれて、半分くらいの人は真顔でいけるよ、って言ってくれました。

まぁ確かに、素人がいきなり1年半弱で4分以上縮めないといけないのは、かなり難しいと考える人もいるかもしれません。。。
でも僕は、とても悔しい気持ちだったし、でも根拠も何もないけど、いける気がしていました。。

僕の大好きなアスリートに野球選手のイチロー選手という人がいます。
知らない人はいないと思いますが。

イチロー選手はクールなイメージかもしれませんが、僕はとても熱い人だと思っています。

“笑われてきたことを成し遂げてきた”
という言葉を彼が残しています。
プロ野球選手になること、大リーガーになること、首位打者になること、このような目標を掲げてそれを発言したとき彼は笑われたらしいです。
それは無理だよ、って思われたからでしょう。
でも彼は実際、成し遂げました。
かっこいいですね。

目標を掲げてそれを笑う人は、きっと同じ土俵で戦っていない人です。戦わない人は笑うことができます。戦わない人はそれがどんな道か知らないし、戦う人のことが羨ましくて仕方ないからです。

それは無理だよって言う人は、他人が掲げたその大きな目標を成し遂げたことがない人です。
その目標を自分が達成したことがないだけなのに、なぜ他人がそれを達成することが無理だと知っているのでしょう。

つまり目標を掲げることにおいて、他人の言うことなんて気にしなくていいと思うってことです。
笑われてもいいし、身分不相応でもいいと思います。
目指さなければ叶わないし、それを達成したとき最早身分不相応ではありません。

僕はまたここに宣言したいと思います。
僕の目標は、

来年の七大戦でがっつり得点をとり名古屋大学の総合優勝に貢献する
日本選手権男子20kWに出場する

今は身分不相応でも、必ずやります。
無理だと決めるのは、それをやったことがない人です。あなたが無理でも、僕にはできる。
そう、僕が佐伯元春だから。。。


今5000mWで2分半以上今シーズンでベストを更新していますが、まだまだ更新します。
クリスマスイブの平成国際大記録会まで更新し続けるので、僕が輝くその時を待っていてください。


ここで終わりかと思ったら、実はまだ書きたいことがあります。。
正直ここまで読んでくれただけでも満足なので大丈夫です、ありがとうございました。

でももし読んでいただけるならコンティニューわんちゃん。。。

僕は最近よく、佐伯あと一年はやく競歩を始められていたらなぁ、って言われることがあります。確かにそうかもしれませんね。。。

でも実は僕は全くそんな風に思ったことはありません。
これまたイチロー選手の発言ですが、
“無駄なこと(時間)だと後から考えれば思えることも、きっとそこで得られることがあるし、実はそれは今の自分への最短経路なんだ”

まぁつまり、今の僕の状態も、あの怪我があったからこそあるんだと思うし、あれも含めて今の僕への最短経路なんだと思うんです。

イチロー選手はさらに、
“仮にもし、怪我や迷走がなかったりして、一切の無駄なくもっと早く今の僕に辿り着くことができていたとしても、そこに僕の深みはない”

深み?何それ?って思う人もいるかもしれません。笑

でも、僕はこの言葉に本当に元気を貰いました。
僕の大学陸上は、ほとんど真っ暗なトンネルでした。今ようやく光が見えてきた気がしています。僕の真っ暗なトンネルで過ごした時間は、僕の深みになるんだとしたら、全然良い。最高です。

だからもし、今怪我とか、不調とか、迷走している人がいて、全然陸上楽しくないと思う人がいたとしても、それは将来へのバネ溜めです。それはあなたの深みになると思います。ここで気持ちを切らさず向上し続ければ、必ずトンネルを抜けて一回りも二回りも深いあなたになれると思います。

そして更に言うなら、やみくもにがむしゃらに頑張るのは、やはり効率が悪いです。。
僕もこれに本当の意味で気づいたのは、競歩を始めてからかもしれません。つまりは最近です。

速い人、強い人、先人たちに聞くのが1番効率が良いです。これは間違いないと思います。。
報われない努力は無限にあると思いますが、正しい方向への努力は必ず報われます。

そして大抵聞いてみると、案外とても小さなことだったりするものです。
しかし強い人はそれを甘んじず、必ずやり遂げています。
またまたイチロー選手の言葉に、
“小さいことを積み重ねることが、とんでもないところに辿り着くただ一つの道だ”
“4000本の安打を出すために、8000回の悔しい想いをしてきていて、それと一つ一つ真剣に向き合ってきた事実はある、誇れるとしたらそこ”
とあります。

結果はすぐには出ないかもしれません。
しかし爆発的に出ることはよくあります。それはやみくもにがむしゃらに頑張った結果ではなく、小さいことを積み重ねてある程度の量が力となったとき形になったものなんだと思います。
確かに普段の練習の動画を見て、一つ一つ修正していく作業は途方もない作業です。しかし強い人はやっています。

英単語と同じですね。
知識ゼロの人が、ターゲットを1から300まで覚えても模試には結果が出ないけど、800まで覚えたら一気に出て、1900まで覚えたら更に出る、みたいな。
分かりにくいですね、ごめんなさい。。。

本当はもっと書きたいことあったんですけど、長くなり過ぎるのでここら辺にしときます。。。


まとめると、

でっかい目標をでっかい声で掲げよう!
(僕は七大戦で得点をとって名大の総合優勝に貢献する&日本選手権に出る!)

しんどくても腐らずできることやろう!

強い人に聞いてコツコツ頑張ろう!

みたいな感じです。
まぁ僕みたいにまだ結果を出しきれてない人に言われても、みたいに思うかもしれませんが、イチロー選手も言っているので大丈夫です。
ちなみに僕は武井壮さんも好きですが、武井壮さんも数年前まで無名で、俺は3年後に有名になる、って言って周りに笑われてたけど実際数年したら達成していますし、言っていることはあながち間違ってないと思います。少なくとも叶えている人はいるんです!

ここまで読んでくれた人には今度僕からハグします。。。
長々と生意気に申し訳ありません。。。

最後にこれに関する僕の好きな人の名前を書いて終わります。
イチロー選手
武井壮さん
植松努さん etc
万が一興味あったら他にもいるので僕に聞いてください…

ということで、次に回しましょう。
最近また競歩パートに復活されたDOさんに回します。
駅伝強化、お互いやったりましょ。
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