中長ブログ - 直登さんのエントリ

2015/03/02
0010 東京より愛をこめて

執筆者: 直登 (18:28)
今回は長い文章です。映画を見るぐらいの気持ちで読みましょう

こんにちは、安定の1区(トップバッター)こと久我です。
先日のTTでは大学デビュー戦と1秒ぐらいしか変わりませんでした。
まるでTT(タイムトラベル)
17分切りたかったな・・・
大事なところでギリギリ逃す詰めの甘さは直りませんでした。


ついにこの時期がきましたね。
辛い花粉症「卒業」
TTを終えてから心にぽっかりと穴が開いてしまい、ため息をはき続け、
ついには毎日料理をするようになりました。
こんなに陸上に浸かっていた(正確には陸上部に)、と終わってから感じます。
このままでは精神的にまずいかもと思ってジョグをしても、再びちょうけい靭帯炎で走れなくなりました


僕も 過去の先輩方に倣い、6年間をざっと振り返ってみたいと思います。部報と結構かぶるけど許してください


 5000mのベストがぶっちぎりで遅かったので(ゆりかのベストぐらい)、周りが速くてついていけるかという不安と、ただ走れればいいやという真面目にやっている方には申し訳ない、いい加減な気持ちで入部しました。
辛くなったらすぐよれる、よれ始めたらやめる。
それでもPBを更新して、ラクして速くなるそんなぬるま湯に浸ってました。
2年になって、練習はできるのに結果が出なくなり、何でだろうって悩みました。
答えは簡単です。本気じゃないから
そのまま秋にひざを壊し、フェイドアウトしました。
そのとき何がしたいのか、考えて考えてやっと気がつきました。
もっと速くなりたい、まだ終われない
そして復帰を決意し、3年の秋にはベストを更新
4年では3000mSCで記録を大きく更新し、レベルの低い大会でしたが初めて入賞しました。
まだまだ伸びるし、3000mSCで9分台出したくて大学院でも続けることにしました。
院生になって、面白いぐらい伸びました。限られた時間でやるために集中してやるようになったからだと思います。
M1で5000m15分台、3000mSCで9分台をだし、軽く燃えつきかけましたが、M2でもう少し勝負をしようと思い東海学生駅伝まで続けました。
結局補欠でしたが、今までとは違い、性格が悪くなりました(笑)よく言えば貪欲になり、勝負というものを初めて意識しました。最後まで成長し続けたと競技人生でした。


名大の2軍、3軍ぐらいで、技術的な知識がない自分でもアドバイスできることがあるとすればメンタル面だけですね。
経験上、本気でやればそれなりには伸びます。上を目指すならそれなりの決意、覚悟を持ってください。
虎穴にいらずんば虎子を得ず。何かを捨てる覚悟は必要です。俺の場合は寿命でしょうか(笑)
あとは集中力の問題ですね。よれて終わるのか、限界をせめて最後まで走りきるのか。
自分の場合、5000mでは80秒ルールを作りました。80秒台は出さない。出したら次の周では必ず80秒を切る。
そう決めてからは79秒台でほとんど耐えています。
粘り強い、はずさないと言われるようになりましたが、自分としては集中力がついた、これがすべてだと思います。

メンタル面ですべてを片付けてはいけませんが、最低限のメンタルは備えておいてほしいです。

最後に、ここまでできたのは、関ってきたすべての方のおかげです。ライバル、目標、刺激、尊敬、軽蔑(?)、仲間などなど、どんな些細なことであっても何らかの影響を受けています。俺にとって山の上での6年間はそれだけ大きくて重たいものです。
現役生にはわかりにくいかもしれませんが、とても大切なものになる可能性のあるものなので、全力で取り組んでほしいと思います。


長い長いトップバッターでした。
タイトルは最後の学連ゼッケン番号と勤務地です。

次は何となく暇かなと思う、上飯田線ユーザー福井に回します
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