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選手別分析
投稿者: Hamada 掲載日: 2012-6-3 (1531 回閲覧)

中京大学選手別分析

 

 芝田 遼

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
14'54"60 14'37"85 30'45"22 30'45"22
スピードは近藤や横田といったランナーに比べるとないが、10000mなどの長い距離では安定して成績を残しているランナー。試合での走りは基本的に安定しており、予想以上の走りをすることもないが、大崩れをすることもない。去年までも31分台で安定して走ることのできる力を備えており、メンバー争いの激しい中京大でコンスタントに選手として走っていた。そして今年は名岐駅伝の1区を37分台の区間14位で走り、東海インカレでは10000mで優勝、5月26日の中京大記録会でも30分45秒22で走るなど、安定するレベルが東海地区トップレベルの水準まで上がっており、本当に強い選手となった。2年時、3年時と予選会では最終組を走っており、今年も最終組を走る可能性が高いか。

 

橋本 一樹

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
14'55"48 14'41"43 31'36"67 30'50"52
今年の東海インカレ10000m5位に入っている選手で、メンバー争いの激しい中京大で1年の時から主力として活躍してきた選手。1年の時から予選会を走っており、1年は2組4位、2年時は1組3位、そして去年は1組のレースを終始引っ張り、ラスト2周で名大の田中と愛工大の山内を10秒以上つきはなし、トップでゴールした。直近の中京大記録会は31分36秒67とあまりよくなかったが、芝田と同じく安定感があり、ハイペースで突っ込んでも粘れるうえ、自分で引っ張ることもできる選手。今回も選手入りすると思われる。走るとしたら昨年に引き続き1組あたりが予想される。

 

増田 誠

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
15'05"79 14'56"62 31'16"52 31'16"52
東海インカレ3000mSCの2年連続チャンピオン。そのため個人では全日本インカレも経験しているのだが、駅伝や予選会などでは選手として走ったのは2年時の名岐駅伝(3区 区間12位)だけで、東海学生駅伝のBチームでも走ったことがない。ただ、年々5000mなどの記録の水準は上がってきており、選手選考であっただろう5月26日の中京大記録会では31分16秒52で走り、木下、芝田、近藤に次ぐ4着に入った。そのため選手に選ばれる可能性は十分にあるが、選ばれた場合は2組などの無難な組を走ることになるのではないだろうか。 

 

横田 成哉

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
14'52"71 14'49"42 32'20"25 31'15"35
今年の東海インカレの1500mを制したスピードランナーで、キレのあるラストスパートを持つ。昨年のインカレでも2位に入るなど、10000mも走ることのできるランナーだが、先日行われた中京大記録会では32分20秒25もかかってしまった。層の厚い本来なら13人の登録メンバーにも入れないくらいなのだが、1500、5000mではしっかり走れていることから13人の予想に入れた。予選会までの3週間で長い距離への対応ができているかがカギとなるだろう。

 

吉川 朋希

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
15'51"11 14'42"74 31'29"84 31'29"84
2年のときには出雲駅伝、全日本大学駅伝を走り、東海学生駅伝では6区区間賞を取ったランナーであったが、昨年は成績が振るわず、主要な大会を走ることはなかった。今期もシーズンに入ったばかりの試合では東海インカレでも15分51秒11とあまりいい結果が出ていなかったが、中京大記録会を31分29秒84で走り、復活の兆しが見えてきた。しかし、もともと2年時も短めの区間を担当することが多かったため、長距離の適正には少し不安が残る。選手入りする可能性は低いと思われる。

 

近藤 駿一

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
14'40"73 14'38"54 31'14"23 30'57"75
芝田や橋本とは対照的で安定感は少し欠けているが、春季の1500を独走でも3分58秒34で走るスピードを持っており、調子のいい時は爆発的な快走をするランナー。東海インカレは最後の1000mを2分37秒でカバーして優勝し、ポテンシャルの高さを見せた。過去の快走したレースは1,2年時の名岐駅伝の2区(7.3km)や5000mの記録会、今年の東海インカレ(5000m)など、比較的短い距離が多く、逆に失敗レースは3年時の高校駅伝の1区、1年時の予選会、1、2年次の東海学生駅伝(10.3kmと8.1km)など比較的距離の長いレースに多く、10000mという距離に暑さが加わるタフな予選会に対応できるかどうかが懸念材料か。5月26日の中京大記録会の10000mも31分14秒23で春季、日体大記録会(5000m 14分40秒73)、東海インカレという今シーズンの他の成績に比べると少し物足りないが、それでも十分強い。

 

田中 陽介

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
15'14"33 14'55"66 31'24"93 31'06"36
昨年の春ごろから中京大学のレギュラーとして定着し始めた選手。トラックでも5000mでは時々失敗レースが見られるが、10000mでは比較的失敗レースが少ないように思われる。今シーズンは東海インカレで10000m6位、中京大記録会でもチーム6番目の31'24"93とまずまずの成績を残しており、選手確定とまではいかないが、走る可能性はそれなりにあるだろう。昨年の予選会は2組で2着に入っており、今回も走るとすれば2組あたりが濃厚か。

 

松田 和真

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
15'04"17 14'45"72 31'47"74 31'29"59
1500mも3分57秒台で走るスピードランナー。昨年の秋などは調子がよく、出雲駅伝、全日本大学駅伝ではそれぞれ区間15位、区間14位と好走した。しかし、その後の東海学生駅伝では1区でトップと44秒差の区間7位と出遅れるなど、安定感には少し欠けている。予選会に関しても1年時に3組を走っているが、その際脱水症状に陥り棄権が危ぶまれた。東海インカレの5000では5位に入っているものの、その後の中京大記録会ではあまりよくなく、予選会が10000mということも考えると、選手に入るかどうかは微妙なところか。

 

木下 博紀 

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
14'55"99 14'55"99 30'30"93 30'30"93

愛知高校出身、高校時代は800mを中心にしており、愛知高校では駅伝にはほとんど出ていない。高校3年時の名古屋北部の支部戦では当時旭ヶ丘高校3年の近藤翔平を抑え、優勝している。こんしょーも10000mをこれくらいで走ってくれたらなぁ〜(ぼそっ) 大学からは長距離に転向し、昨シーズンから14分台を出すなどそれなりの成績を残していたが、東海学生駅伝でもBチームの3区とレギュラーとして出場の経験はなく、東海インカレでも3000mSCを単独走ではあるが、9分44秒45と目立つ選手ではなかった。しかし5月26日の中京大記録会でいきなり30分30秒93という好タイムをだし、芝田や近藤といった東海インカレのチャンピオンに大差をつけてゴールした。どんな選手なのかはあまりわからないが、30分30秒というタイムは実力がなくては出ないタイムである。予選会も調子を崩さなければ出場してくるだろう。

 

中島 章博 

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
14'48" 31'44"12 31'44"12

昨年は1組を走り、5着であった。出雲駅伝も走っているが、区間21位いまいち物足りない結果に終わっている。PBは高校時代のものであるが、昨年も14分50秒86では走っているが、東海学生駅伝にはBチームでも出場していない。今シーズンも春先のレースには出場していなかったが、中京大記録会では31分44秒12とまずまずの走りをして復活していた。このままでは選手入りは厳しいため、走ることになった場合、調子が上がってきているのだと考えるのがよさそうだ。

 

林 佑樹 

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
15'31"86 15'04"34 31'42"67 30'59"92

昨年の予選会は3組で1着であり、牽制したレースの中で三方や平岡に競り勝ったことを考えると、ラストもキレを持っているランナーなのと思われる。それ以外にも出雲駅伝や名岐駅伝などを走っているが、予選会以降はあまり目立った成績を上げることはできていない。中京大記録会の31分42秒67というタイムも悪くはないのだが、昨年は予選会前の中京大記録会で30分59秒92で走っていることを考えると、今シーズン昨年ほどの走りをするのは少し厳しいように感じられる。ただ、中京大の選手は急激に調子を上げてくる場合もある。実力はある選手なので油断はできない。

 

山口 泰輝 

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
14'36"23 14'32"56 31'21"35 31'21"35

安定感と爆発力という点では芝田と近藤の中間くらいの印象を受ける。昨年の秋にいきなり中京大記録会の5000mで14分32秒56を出し、その後出雲駅伝の1区、全日本大学駅伝の4区、東海学生駅伝の2区など中京大の主力として活躍しており、今期も4月の日体大記録会で14分36秒23で走っている。東海インカレではラスト1000mで仕掛け、最後200mで失速してしまったが3位に入っている。5月26日の中京大記録会でも31分21秒35と5000の記録と比較すると少し物足りないが、どの組でも組上位に入る力を持っている。

 

米谷 拓也 

5000SB 5000PB 10000SB 10000PB
15'25"42 14'52"94 31'41"50 31'41"50

豊川高校出身のルーキー。高校時代は県大会の1500mで当時の豊川工業のエース小山に競り勝ち3分56秒06というタイムで優勝している。ちなみに東海高校総体では1500の予選1組で8着(予選落ち)で、その組の9着は國司寛人であった。さらに余談を話すと、県総体では800でも3位に入っているのだが、その時の2位は加藤大稀である。県の高校駅伝でも5区を8分38秒と素晴らしいタイムで走っている。スピードのあるランナーではあるが予選会は10000mであり、さすがに不安が残る。中京大記録会のタイムも悪くはないが、今回の選手入りはむずかしそうか。

 

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