12番目の選手たちへ(もうすぐ予選会16)

投稿者: INOUE(H15) 投稿日時: 2006-9-22 3:13:18

僕は6年間在籍していたのに、一度も予選会・全日本を走ったことがありません。社会人になって1年半、いろいろと環境が変わりましたが、「予選会を走ることのほうが6倍以上難しいんだ」と思うと、他のどんなこともそれほど難しいことだとは感じなくなります。

・「エースになってチームを全国へ導く」と決めて入部した一年生の春。
・選手になれず、更にチームも予選会で敗れ、自分の弱さに腹が立って大泣きした一年生の予選会。
・2年連続で選手枠を逃し、何も進歩していない自分にまたもや腹が立って、悔しくて、走って帰った2年生の予選会。
・3年生の時の中京大での予選会で、全日本出場が決まった瞬間に飛び上がって喜んだこと。
・その飲み会で騒いだのはいいが、朝になって、自分が選手たちに大きな差をつけられていると気付いて虚しくなったこと。
・M2の三好最終選考試走で敗れ、自分にとっての全日本が終わったこと。こんな気分の悪い伊勢路は二度と来るもんかと思いながら歩いたこと。
・それでも、チームは全日本出場を決めたこと。

“予選会”にはいろいろと思い入れがありますが、ここでは敢えて補欠の視点で書かせてもらいます。


付き添いや計測など、一人ひとりに、当日の分担が割り当てられているかと思います。もちろん選手のサポートは重要です。しかし、他にもやってほしいことがあります。

1.選手がどんな顔をして走ってくるか、しっかり見ておくこと。
2.今年、もし自分が選手になっていたら、今この瞬間何を考えているか、どうアップをしてスタートを待っているのか、とイメージすること。
3.((ここで書くのも縁起が悪いですが)仮に敗れた場合、)自分は走った選手と同じように泣けるのか、選手以上に泣けるか、今日までにやると決めた目標をどれだけ達成してこれたのか、振り返ること。

以上3点です。せっかくのチャンスなので高い意識を持って、ぜひ自分の力にしてきてください。

自主的に10000mのトライアルをしたんですか!?、いい心掛けだと思います。選手の調整期間である今こそが、選手との力の差を埋める絶好のチャンスです。今日の2000mで、スタートからガンガン突っ込んで、現状でどこまで走れるのか確認するのもいいかもしれません。

長々と書きましたが、決して僕の考えを押し付け、洗脳しようなんてつもりはありません。各自が考えて、自分にとって正しいと信じた方法を貫いてください。

最後に、
>選手の皆さんへ
これまでの苦しさに比べたら、レース中の苦しさは一瞬。きつい時にこそスパートをかける勇気をもってください。
>特に、こうよう、藤永
この一年間、昨年の自分に苦しめ続けられてきたかもしれません。でも襷を受けたら今年は今年!
「俺はまだまだこんなもんじゃないっ!!」って姿を周囲に見せつけてやってください。

今年は三好に行けませんが期待しています。よい報告を待っています。では。

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