中長ブログ - さとこうさんのエントリ

2020/03/20
終わりの自覚

執筆者: さとこう (22:28)
どうも。佐藤晃平です。
もだに回してもらいました。あふれ出た思いは名市のブログに書いたので、こちらでは気ままに話していきたいと思います。僕の思いを述べたものは名市陸上部のブログにあるので、そちらを参照してください。

卒業投稿のお話
卒業投稿を毎年読んでいます。今年は自分が卒業なので、同期の投稿の内容に深く共感しています。みんな思いを込めて練習に取り組んでいたこと、そして陸上競技に対する愛を感じました。そして、みんな書いてること同じですね(笑)。不思議ですね。
それなのに、どうして内容は同じはずなのに、同期や一つ上の先輩の卒業投稿には感動し、自分が一年生の時に読んだ卒業投稿はなぜか説教くさく感じるのでしょう?これも不思議ですよね。たぶん多くの人が感じていることだと思っています。一年生の自分と三・四年生の自分とではいったいどこが違うのでしょうか?
大きな違いは、終わりの自覚だと思います。
陸上に限らずどこにでも当てはまると思いますが、この時間が長く続くと考えてしまうとどうしてもだらけてしまいます。しかし、この時間は残りわずかしかないと考えると、不思議と力がわくのです。残り少ないと自覚すると、特に精神的に変化します。一年生の時よりも、より積極的に強くなるにはなにをすればよいのか、どこを改善すればよいのかを考えられます。僕が4年生の時には、自分は今年で卒業なので、その最後を飾ろうという気持ちが強くありました。自分に残された時間は少ない。それなら最後はこの大会でいい結果を出して終わろう、と強く思いました。
多くの宗教は、死を説きます。なぜでしょう?それは心を律するためだと思います。
キリスト教やイスラム教が天国と地獄を説くのは、死を意識することで、天国へいくためにはどうすればいいか考えるなど、心を律することができるからです。人間は時間があると必ず堕落してしまいます。堕落せずにいかに心を律するか、つまりいかに心を引き締めるか、これが最も大事です。慢心しないこと、さらに上を目指す気持ち。忘れないでいてほしいです。

山の上のお話
4年間山の上で練習できてとてもよかったです。
たくさんの仲間と出会い、つらい練習をし、酒を飲む。とっても充実していました。
レベルの高い仲間に刺激を受けたり、教えてもらったり、自分が強くなるためにはどうすればよいのか考えたり、そんな時間はすごく大切で重要でした。こいつに勝ちたい、この記録を出したいという気持ちが続いたのは、やはりみんなと練習できたからだと思います。
とっても充実した時間を過ごせてよかったです。

後輩へのお話
つらくなった時、やめたくなった時、体が思うとおりに動かない時、たくさん経験すると思います。常に楽しいなんて無理です。他にやりたいことを見つけたなら、それを優先しても問題ないと思います。だって大学生活は一度しかないのですから。
では部活をやる利点はなんでしょう?僕が出した答えは、輝かしい思い出が作れるということです。やっているうちは当たり前すぎて気づきませんでしたが、仲間と練習し、刺激され、とてもきらきらしている時間だと思います。振り返って、自分は素晴らしい大学時代を過ごせたと思えるなら、一番です。僕は陸上競技部に入って、陸上競技をやって素晴らしい時間が過ごせたと思えました。ほんとによかったです。
みなさんもぜひ、そう感じる陸上競技生活にしてほしいと思います。

最後に
ここまで部活ができたのは、先輩同期後輩、応援してくださった方々のおかげです。ありがとうございました。特に同期はたくさんの刺激を受けました。正直自分がここまで続けるとは思っていませんでした。続けられたのは同期のおかげです。ありがとう。この環境で過ごせたことは最高の思い出です。陸上を通して関わってくださった皆様に感謝です。

次はしゅんすけに回します。
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