中長ブログ - 近藤利哉さんのエントリ |
2020/03/13
新しい酒のために新しくなれ
執筆者: 近藤利哉 (23:24)
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みきとし、回してくれてありがとう! 講義で訳の分からん数式を眺めてた日々が懐かしいね。 遂に最後のブログ更新となりました。 "最後"というと何かとしみじみしてしまうな。 あっこんにちは、近藤です。 今は色々と大変な時期ですね。 例のウイルスの脅威が増し、部活停止になるとは。 ちなみに自分は春から初めての一人暮らし生活が始まります。今はそれに向けての準備で大忙しです。 ここで一つ。 新型コロナとかけて大事なレース前と解きます。その心はどちらも、きんちょうします。(菌、調子増す・緊張します) … さて部員のみなさん、自分は月末から少し遠くの地に行ってしまいますが、これからも応援してます。頑張ってください! 東京で暇な人がいたら皇居ランしましょう。 さて、4年間は長いようであっという間でした。(ありがちなセリフ) 3,4年は就活や勉強面により練習が上手くこなせない時期もありましたが、この4年間続けてきたことは自分にとって有意義でした。 後悔があるとしたら、腹痛をもっと早く克服したかった… 自分も前にならって伝えたいことを書きたいなと思います。最後ということで暖かな目で読んでください。 思い返せば水泳部に所属してた高校の時は、 5000m(校内マラソン) 23分台 1500m(体力テスト) 5'40 50m(体力テスト) 6"7 という陸上と無縁な水泳野郎でした。走るよりも泳いだ方がタイム早いんじゃ。(さすがに嘘) そのため、入部当初はメニューも全然できず長時間のジョグすらもきつく苦しい時期が続きました。 きっとみなさんも陸上生活を振り返ってみると、今までこなせなかったメニューが最後までできて自信が湧いたり、PBやUBが出てあるいはライバルや目標としてた人に勝って嬉しかったりする時期もあったと思います。その一方で、自分みたいにメニューを全然こなすことができず辛い気持ちになったり、これからっていう時に怪我をして落ち込んだり、また記録が伸びず苦しい時期があった人もいるでしょう。 現在前者の時期にいる方はその調子でそのまま頑張って下さい!(怪我には気をつけて) もし今後者の時期にいる方に。 怪我やスランプといった困難に立ち向かうことは辛く苦しいことです。本人が一番感じているでしょう。 誰かが大学の部活は良くも悪くも自由度が高いとブログに書いてた気がします。 全くその通りで、もう辛いな、続けている意味があるのかな、辞めたいなと思えば簡単に辞めることができてしまいます。 自分も別に辞めることが悪いことだとは思いません。 しかし、 "多くの時間を割いて仲間とともに困難に立ち向かう" これは時間がある大学生だからこそ、また多くの仲間がいる山の上だからこそ出来る貴重な経験だと自分は思います。 辛かったら一度立ち止まって周りを見渡してください。そこにはきっと頼れる仲間はたくさんいるはずです。 もちろん、困難は必ず乗り越えられるとは限りません。けど、その困難に立ち向かい続けた経験は必ず今後に生きてくると思います。 自分にも前述の通り、練習が全然こなせない辛い時期、それ以外にも怪我をした時期、タイムが伸び悩んだ時期と困難がありました。乗り越えたものもある一方で、頑張り続けても乗り越えられなかったものもあります。 乗り越えられなかったからその頑張りは無駄だったのか。少なくとも僕はそういった頑張りは無駄ではなかったと思っています。 "難"が有るで、"有難い" 困難に立ち向かうのも有りなのではないでしょうか。 真面目な文が続いてしまいました。 自分の好きな言葉(座右の銘)の一つを紹介して終わります。 それは、 "新しい酒は新しい革袋に盛れ" 新しい酒を古い革袋に入れたら、革袋が破れ酒が漏れ、酒も袋もダメになる。でも新しい革袋に入れれば酒も袋も両方保たれる。 つまり、新しい考えを表現するには新しい形式が必要だという意味の言葉。 考えてみれば当たり前のことだが、意外と考えさせられる深い言葉だ。 革袋の部分に"自分"を当てはめてみよう。 酒の部分には自分に降り注ぐ何か新しいことを当てはめてみよう。それは新しい練習メニューかもしれない、新しい方針かもしれない、新しい問題かもしれない、新しい困難かもしれない。 人間生きていくと、考えや行動に偏りが出たり、固定観念がついたりしてしまう。 せっかくの新しいことでも、自分の一面的な見方や認識という古い価値観により、上記の新しい酒と古い革袋のように両方がダメになってしまうかもしれない。 新しいこと(酒)のためには、自分(革袋)も新しくないといけない。 物である革袋は古くなったら、新しく買い替えるしかないです。しかし人間は温故知新という言葉があるように、過去を参照することで新しくなることもできます。 ちょうど何かと自粛で予定が空いてる今、自分を振り返ってみてはどうでしょう。 周りの人の成功談、失敗談も役に立つかもしれません。 新たな姿で活躍していくことを期待しています。 最後に、この4年間を通しいろいろな方にお世話になりました。ありがとうございました。 4年間続けてこれたのも、周りの恵まれた環境のおかげです。 最後にしては短いかもしれないが、次にパスします。(ちなみに長距離男子は暇人なのか、次でラストです) 彼が自分たちの代を支えてくれたと言っても過言ではありません。 塚本、よろしく!(おそらく大作の予感) |
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