中長ブログ - のぶさんのエントリ

2019/08/03
最後の七大戦

執筆者: のぶ (08:11)
卒業式の日。
僕たちはこれまで育ててくれた偉大なる先輩方のご卒業の祝福と哀愁の思いを全力で伝えるため、豊田講堂にきていた。
しかしそんな思いを一目散に吹きとばした一大ビックニュース。
名大に1.52が入るってよ。
あの衝撃は今でも忘れない。いとも簡単に3年間の先輩との思い出をはるかに超えてしまった。集合写真に写っている僕とみずきの顔は完全に浮かれていた。本当に強いヤツは、細道に来るか、早く情報が行き届くかしてほしい。。。ちなみに、僕足速いっすよ?って細道の時に言ってきた吉田は入ってすぐやめた。



安井パスありがとな。
まあ入るって聞いた衝撃並みにビビったのは、交通費払えないので刈谷行けません。やったわ。
早くドンキで一人前になれよ。。


改めまして、4年の森信人です。
主将です。任期は残り2日です。


今回は七大戦について書き連ねていきます。


僕がミーティングで、なぜ七大戦にこだわるのか?ということを話しました。
みんなにはそれぞれ様々な理由があったりなかったりと思いますが、僕がこだわる理由は先輩たちへの憧れ、そしてライバル達との対抗心、これが大きな理由です。


僕たち4年生は2年前に七大戦優勝を味わいました。先先代主将の佐伯さんが1年間、優勝しようと言い続けそして先輩達は達成しました。地元開催で十何年ぶりの優勝とだけあって、本当に言葉に表せないくらい凄まじく、感動を覚えました。

ですが、僕たちの代は純粋に喜べた人はそう多くはいなかったと思います。現に得点を取れたのは確か、わたるの走り高跳びのみ。自分は当時800mに出ましたが全く戦えず、悔しさしか残らなかったことが印象深いです。

様々な困難を乗り越え、優勝を手にして喜んでいる先輩方を見て、自分もめちゃくちゃ喜んでいましたが、後になって先輩達に対する羨ましさ、嫉妬心的な気持ちは正直めちゃくちゃありました。


今、僕は七大戦を意識して離れないのは間違えなく2年前の優勝が頭に残ってるからです。OBやOGの方々が七大戦に対して熱や思いがあるのもそれまでに先輩方が作ってきたたくさんの歴史があるのだと感じられます。


名古屋大学陸上部の主将として七大戦で順位を取ったり相手を倒すことは後先に続く中での重要な任務だと感じています。末永く強い名大陸上部のステータスのようなものですね。

この前もみんなの前で話しましたが、僕たちはやっぱり七大で優勝したい気持ちが本当に強いです。しかし、近年七大はインフレをし続け、僕たちの感覚だと数年前よりは圧倒的にどの大学のレベルも上がっています。
今年3位を取ることは決して簡単なことではいし、ましてや数年後に優勝しようと考えるのは客観的に見ても困難に近いのが現状です。



ただそれ以上に本当に僕たちが七大で勝ちたいという思いが強い。その思いを持って1年間やってきた。だから、今年は本当に3位を取れると思うし、数年後には後輩達が優勝を取ってくれると信じています。


幹部の皆はもう浸透していますが、今回の七大戦で結果を残して、下の代達を巻き込んでいくとこが本当に重要だと思っています。
僕個人としても、そして4年生がこの試合で順位、記録同様かそれ以上に僕たちが2年前に感じたような、思いを後輩に伝染していけたらと思います。




長くなりましたが、これが1つ目のこだわる理由。



2つ目は七大学におけるライバルの存在です。

中距離パートはありがたいことに、僕たちが1年の時から七大合同中距離合宿というものがあります。きつい練習を他大の人たちと一緒に行い、たくさんコミュニケーションをとって、そしてレセプションを行い、めちゃくちゃ仲良くなれるし、レベルが近い人との対抗心が毎回生まれます。

中距離パート全体として、間違えなく他の七大の全パートよりも仲が良く、交流が深い。これはもう先輩たちと代からずっと伝統的に続いてきて、僕は学年関係なく色んな大学の人と仲良くさせてもらってます。


仲良くなって生まれるのが、本当に負けたくないという気持ち。現に僕とこうしが今シーズンに一緒にPBを出した時も、すぐに七大のランクを確認して喜び合っていました。(その時おれはまだ得点圏内)


他大の速報は毎回気にしているけど、特に知り合いの中距離のヤツらがPBを出してるのを見たりすると、体の中が燃える感じがします。やられた!とかうっざ!とかいやオレの方が絶対強いとか、よくわからん対抗心を抱いたりとかして、バチバチに意識してしまいます。その時のツイッター更新具合は異常です。

こいつらの存在が自分の競技力に拍車をかけたと思ってるし、さらに七大に向け自分自身が意識づけられたと思ってるし、感謝の気持ちが大きいです。明日は絶対負けんけど!




中距離の子達、後輩たちにはもっとあの場で知り合いやライバルを作りバチバチにやってもらいたいと思っています。
実際そこは競技力の問題ではなく、僕たち1年の頃から同期や先輩方と仲良くなり、早いタイムを持っていないものとも合宿で意識してからお互いに負けん気でずっとやってきて、それでお互いが強くなっていきました。

仲良くなることも含めて、後輩たちには今回の機会でも他大の子達と触れ合って、そして意識し合うライバルを作れたらこれからの競技生活もより充実したものになるのではないでしょうか?


まあ中距離合宿以外にも、もちろん高校から一緒に戦ってきたライバルとか何なら部内でのライバルとかそういう存在が自分のモチベを上げる、強くなれるために必要なものだと本気で思います。ライバル達に負けないという対抗心を全面に押し出し、必死に練習して、強くなってください!!


と、いうことでこれが2つ目の理由です。




では最後に今回の七大戦の個人としての抱負について。

去年一昨年と出さしてもらいながら、不甲斐ない成績しか残せませんでした。去年に関しては本気で決勝に行けると自信を持ちレースに挑みましたが、惨敗をし、その一方で岩井さんが決勝に残り得点を取っている姿を見て、チームとしては嬉しかったのですが、その何十倍以上の悔しさがありました。半年後、飲み会の場で岩井さんに泣かせられました。



今年は去年よりも記録、勝負の面で間違いなく強くなったと自負しています。なんなら今年出てる3人はタイムだけで言ったら間違えなく過去最強だし、3人同時に決勝に残れば名大中距離の新たな歴史が作られたといってもよいとではないでしょうか!

実際、東海インカレ同様に七大戦も中距離は過去の強い先輩が点数をとり続けています。よの良き歴史を継承したいし、今年は中距離歴代のなかで一番得点をとりたいと思います!


自分は組3番手ですが、まずは確実に決勝に行き、決勝では戦力分析で上にいるヤツらを抜いて、こうしと一緒に表彰台を目指していきます。

決して簡単には通らない予選は自分の人生の中で最も緊張する試合になるのは間違いないですが(もういま緊張してきた)、皆んなの応援を背に受け、4年間やってきた成果を全部出したいと思います。




今日から始まる七大戦。
最初からエンジン全開で
かましていきましょう!
3位の東大とは倍の点数差
ですがこの逆境を乗り越え、
七大戦3位とりましょう!
そして、最後は笑顔で、
主将の任期を終えたいと思います



これで800レーンは終わりです。





いよいよ本番。

やってやるぞ!名大!!
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