中長ブログ - みずきさんのエントリ

2019/08/01
OBになるんじゃ

執筆者: みずき (11:05)
いつ話したか、誰と話したかも覚えてませんが

キングダムが中華料理を統一する話だということを聞いたことがあります。それだけ聞いて細かい話は教えてもらえませんでしたけど、僕の想像では麻婆豆腐とラーメンとチャーハンを統一する話だと思っています。間違ってたら訂正してください。

そんなのにハマってる重田からブログパスもらいました。
中距離パート長の小川です。

重田は僕に勝つつもりでいますが、当たり前ですよね
負けるわけないです。
でも、初めてくらいですね、こんなにも積極的な後輩。しかも一年生。
砂原さんやノブと同じ臭いがします(先輩との打ち解け方)
こういう人らは覚醒する気配を感じさせるので追われる立場として非常に気持ち悪いですが、後輩だと楽しみに感じます。正直なところ負けても来年以降の活躍が楽しみで仕方がないです。負けんけど。

重田からブログパスをもらう前からある程度の下書きをしていたのですが、塚本のブログを読んで内容を変えようと思いました。
下書きの時点で悩んでいましたが、個人のことについて書こうか、それともパート長の仕事について書こうか。
塚本のブログはパート長として最大目標である全日本が終わってからの方針を打ち出すものだと思います。
自分の中の最大目標が途絶えてしまったなかでパートをどうしていくかを考えられる本気の思いはすごいなぁ(小並感)と感じました。
ちな、僕も春先に怪我をして七大入賞の雲行きが一気に怪しくなったときは選手をやめてコーチングだけに徹することを角田さんや親、姉、おばあちゃんやおじいちゃん、愛猫、家電や家のゴミなどたくさんの方々に相談しました。
チームの目標である、
「末永く強い名大陸上部」を作ることは絶対に叶えたいと強く思っていました。
結果的に選手を続け、パート長を行っていきましたが、やはり怪我をして自分のことで精一杯になってたのでシーズンインでは全くうまくマネジメントできていなく、パートの子にはホントに申し訳ナスと思います。


さて、ということで!
中距離パート長を一年やらせてもらいました。そこで感じたことを皆さんに共有したいと思います。
題して「強い集団を作るには」です。
こんなカッコいいタイトルですけど、中身は大したことないです。
僕が行ってきた政策を例にしてお伝えしたいと思います。七大とはあまり関係なくなってしまいますが、将来の名大のためなら僕の七大にたいする思いは聞きたい人だけにお話しすればいいと思っているので。

人間を成長させるには、二つの面からアプローチできます。いわゆるハードとソフトといわれるものですが、陸上でいうとトレーニングメニュー改善や動き作りがハードに当たり、ソフトは意識改革みたいな行いですかね。
他にも例えられます。教育システムでいうと授業の質を上げるや課題の量、質を調整することがハード面の取り組みであり、ソフト面の取り組みとして生徒のやる気を上げたり、勉強を自発的に取り組ませる何らかの政策を行うことが言えるかと思います。
似通ったところも多いですが。


僕があまり知識を持ってなかったのもありますが、動き作りや運動生理学なら講師などに教わった方が情報は正確だし、分かりやすいはずと思い、あまり自分から動き作りを率先してパート全体で行うことをやめました。
要は動き作りなどは学べる機会を提供することや講師を呼び、見てもらう形を取りました。
悪く言えばハードの方からの取り組みはちょっとサボった形になります。


僕が積極的に取り組んだ方は主にソフトの方からパートを強くすることでした。
この考えに至ったのも前パート長のきむけんが動き作りや弱点別でグループに分けて様々な取り組みを行っていたのを実際に参加して、動き作りのときのパートの人らの死んだ魚の目やあんまり進展しないグループミーティングを見て、こんなんでええんか?ほんとにやる気あるんか?と思いました。そんなこと思った当時の僕はミーティングをサボって長距離の距離走に参加するくそ野郎でしたが。 


当時のパート長の角田さんやきむけんさんには迷惑かけてごめんなさい

と心から思うだけで口にはしません。


名大陸上部は週2〜3のポイント練習があり、その他の日はバイトやら勉強やらで練習はありません。ただメニューは共通であります。僕がパート長を行い、なにか行動しようとしたときに感じたことはここです。メニューが共通なところ。人によって目標は様々であり、走りの特徴や得意な距離も違う。なのにメニューは同じって不思議じゃないですかね。

不思議ですよね。(脅し)

不思議ですけど、実は皆さんもう経験してるんですよ。
学校です。
授業は同じ授業を受けていますが、志望校は人によって全然違います。最終的に偏るとは思いますけど、全く個々の目標が同じの集団はあまり存在しないと思います。名大いきたい子もいれば、阪大いきたい子もいる。東大や京大、いろんな大学や高校にそれぞれ行きたいと思っているのに授業は同じ。不思議やなぁと大学三年生くらいのときに感じました。(おそっ)

それぞれの志望校に受かるためにはそれぞれの志望校に特化した対策を取らねばなりません。それが授業以外の勉強にあたります。授業も大事ですが、授業外の勉強が自分の弱点や入試の対策ができる特別な時間だと思います。(もちろん能力が上がるのはポイント練習が主ですけど)

この考えをそのまま陸上の練習に反映させると
それぞれ違う目標ならば、やっているメニュー以外でその目標を達成できるようなことをすべきであることになります。

賛否両論あると思いますが、僕はこの考えのもとでパートを運営していきました。
冬季に行ったカレンダーはまさしくこの考えのもとに行ったものです。

そこでいろいろな人の目標や日々の過ごし方を聞いていましたが、ノブなんかは意外にも「陸上と向かい合う」ということを確かテーマとしていたので意識的に陸上と向き合うようにさせたこの政策は良かったと思えました。
他にもソフトについてはいろいろ考えていきました。月一で飲み会すればみんなモチベーションになるかも、だったり、他の大学をもっと呼んで合同練習を大規模にしたら楽しくなりそう。とか。。

やはり選手がやる気を出してくれなくてはどんなにハード面からの取り組みをしたところで全く吸収されないと思います。なので自発的に取り組ませるように政策を行っていきました。


僕はこのやり方を取りましたが、いろいろなやり方でチームは強くできると思います。(いまのパートを強くできたかどうかはわからないけど)
なので僕のやってきたことは正解でもなく不正解でもないと思われます。それぞれの特徴に合わせて行っていくのが大事、最適解を見つけるのがコーチングだとNIKEの横田さんが言っていました。
なのでこれからパート長になる人らは何しても間違いじゃないです。ですが、しっかりとパートの人の性格や特徴を捉え、それを目標と結びつけて結果を出すようなことを行ってください。
そのためのひとつのコツとして、陸上部を他のものに例えることをおすすめします。
僕の場合は勉強の仕方でした。
何か自分の得意なこと(勉強は得意じゃない...)で例えることが出来ればそれを陸上部に反映することで運営がしやすくなります。



めちゃくちゃ偉そうに書いててホントに頭を丸めたい気持ちでしかない。



さて、最後の七大。ほんとは七大について書きたい気持ちもありましたが、自分の活躍よりも後輩の活躍の方が楽しみな半OB的な気持ちなので書きません。

ハイペースになることはほぼ確定なので、当日はPB爆上げの大速報を流せるよう死ぬ気で走ります。後ろから重田が抜いてきたら、もう一段階、先輩の意地っていうギアをあげて抜きかえしてやります。
高校の頃から憧れた舞台で最後、最高の結果で終われるよう、頑張りまっっす。
初めの決勝種目なので、一発かましてチームに大きな波をもたらしたいですね。

では、この週末を一年でもっとも熱い週末にしましょう。
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
投稿者 スレッド
メニュー
2023年度
駅伝の軌跡
HPの使い方
管理人:吉野 明道
yoshinoakimichi1015⚫︎icloud.com
[●を@に直して下さい]