中長ブログ - 長谷川和紀さんのエントリ

2019/07/29
沈め掻臥せ戦禍の沼に

執筆者: 長谷川和紀 (12:34)
七大戦1500mレーン第一章。
中距離3年の長谷川です。七大戦レーンが開設されてから6日たってようやく投稿しました。すみません。

今のところ七大戦レーンを書いた人達がみんなタイトルに「夏」を入れていたので自分も夏について簡単に話します。
夏といえばで浮かんでくる言葉にスイカというものがあると思います。自分は先週の金曜日スイカを落としました。農場実習の学生担当圃で収穫したスイカでした。メディシンボールぐらいの大きさがありました。収穫したスイカを持った自分はそっと机に置きました。しかし、スイカは球体であるということを忘れていました。スイカは重力によりゆっくりとしかし確実に地面に叩き付けられました。割れました。
周りの人達は哀れな表情でその一部始終を見ていました。勝田君は腹を抱えて笑っていました。
しかし、自分はあせりも絶望もなく落ち着いて落ちたスイカをビニール袋に入れました。今から家に着くまでは1時間ぐらいあるがなんとかもつだろう-そんな楽観的な感じでもありました。家についたらスイカを冷やして食べました。普通のスイカの味がしました。なんだかんだでなんとかなりました。

自分は臆病で心配性でありながらこのような楽観的な視点をもつこともありました。(これはいわば山月記で臆病な自尊心と尊大な羞恥心という二つの一見矛盾した心理をもった李徴のようである。ちゃうけど。)

しかし陸上はそこまで甘くありませんでした。大学1年生、2年生と順調に記録をのばしてきましたが、3年生になってPBを更新できず低空飛行の記録が続きました。
三重県選手権ではペースの乱れがあるとはいえ去年の夏と同じくらいのタイム。なかなか調子が戻ってこず、自分はあせりました。しかし、翌日になるとまたいつものなんとかなるだろうの精神に戻りました。
その週の水曜日のミーティング、考えが曖昧な自分に対して瑞貴さんは厳しい言葉をぶつけました。自分はショックを受けました。
その週の土曜日、岐阜協立大学でサマーナイト競技会というものがありました。試合時間は夜で涼しくペースメーカーを用意してくださったこともあり、走るには絶好のコンディションでした。しかし、結果はわずかにsbを更新したのみ。自分の実力はこんなものだと思い知らされました。
それからようやくあせりとなんとかせねばという気持ちが湧いてきました。
辛い気持ちもありましたが、逆に言えばこれは大きな転換点なのではないかとも思いました。今まで何となくの気持ちでやっていたけれど、もっと考えてやってみようと。

という感じです。いっぱい書いたので疲れました。

そんなこんなでもうすぐ七大戦です。初めて走ります。正直今の自分ではまるで戦えません。実力不足です。しかし、なんかめっちゃ速い人がいっぱいいるこのレース、なにかしら得るものはあるはずです。精一杯走ります。

次は1年長距離のエース重田に回します。
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