・概要
仙台で行われる全日本大学女子駅伝の東海地区代表校を決める選考会。5000mのタイムトライアル制で行われ、6人合計タイムの上位2校が出場権を得る。2005年までの三次池トリムコースでの予選(4.3km-4.3km-8.6km、1大学2チームの駅伝形式)に比べ、チームの総合力が問われる。
・コース
会場となるのは半田運動公園陸上競技場。近くに電車が通っていないため交通アクセスは不便だが、設備は新しく、充実している(100m、200m地点での屋根付ベンチなど)。競技場使用料も安い。タータンは高速タータンではないが、柔らか過ぎるわけでもなく、反発もある。長距離にとっては力を出し切りやすい環境といえるだろう。また、当日はグラウンドに入っての応援が許されるため、選手は途切れない声援を間近で受け止めながら走る。
・過去に起こった出来事
2006年−中京大学と椙山女学園大学が本戦出場権を獲得した(名城大学は昨年の実績によりシード権を得ているため不参加)。「椙山女学園大学、総合2位で2年連続本戦出場」。ライバルと目されていた岐阜大学に1組終了時点で1分半の差をつけられるも、2組で逆転。総合タイム35秒差の接戦をものにした。個人トップは山元美駒(椙女3年、16.32.20)。
2007年−名大・椙山がアベック出場を果たす(椙山は3年連続3度目、名大は初出場)。椙山は1組からからリードを奪い2組でも圧倒的な力を見せ、前評判どおりの初優勝。名大は1組終了時点でで中女に50秒負け、中京に30秒勝ち、2組で逆転2位となり初出場を決める。個人トップは山元美駒(椙女4年、16'54"93)
2010年−名大が3年ぶり2回目の本戦出場権を獲得した。
開催時期 | 9月上旬 | |
形式 | 6人5000mタイムトライアル | |
メンバー | 記録(当時の総合順位) | |
最高記録 (2013年) |
名城(湯澤・高木・村岡・安原・池田・松山) | 1時間41分43秒42 |
2017年 |
名大(山田・伊藤・斉藤・山下・田中里・南) |
1時間58分04秒93(5位) |
2016年 |
名大(尾崎・南・杉江・田中里・山下・山田) |
1時間59分56秒60(4位) |
2015年 |
名大(田中里・山田・南・服部・渡辺・山下) |
1時間52分47秒13(4位) |
2014年 |
名大(山田・前田・田中彩・尾崎・渡辺・服部) |
1時間56分21秒94(5位) |
2013年 |
名大(古田・渡辺・前田・鈴木・尾崎・近藤) |
1時間52分09秒97(4位) |
2012年 |
名大(前田・渡辺・古田・鈴木・尾崎・近藤) |
1時間50分27秒08(4位) |
2011年 |
名大(近藤・前田・古田・鈴木・尾崎・眞野) |
1時間52分32秒09(4位) |
2010年 |
名大(安川・近藤・高坂・鈴木・垣津・山本) |
1時間48分03秒09(2位) 1時間55分03秒86(5位) |
2009年 |
椙女(市川・後藤・大野・曽根原・光田・松原) |
1時間57分17秒21(4位) 2時間02分00秒54(5位) |
2008年 |
椙女(金田・後藤・野田・大野・曽根原・光田) |
1時間51分42秒95(3位) 1時間52分04秒58(4位) |
2007年 | 椙女(垣津・前田・山元・金田・野田・光田) 名大(小山・天野・上野・徳永・安川・山本) |
1時間47分03秒98(1位) 1時間50分53秒97(2位) |
2006年 | 椙女(牛丸・垣津・前田・山元・金田・野田) 名大(小山・上野・金尾・徳永・安川・山本) |
1時間48分55秒74(2位) 1時間57分48秒10(4位) |