愛知工業大学
区間 | 名前 | 学年 | 5000SB | 5000PB | 10000SB | 10000PB |
1区 | 樋口健太 | 4 | 14'55"33 | 14'55"33 | ||
2区 | 大原司 | 3 | 14'51"04 | 14'39"37 | 30'57"83 | 30'50"35 |
3区 | 割田雄貴 | 2 | 14'54"60 | 14'54"60 | 31'18"02 | 31'18"02 |
4区 | 館林洸介 | 1 | 15'03"87 | 15'03"87 | 31'44"32 | 31'44"32 |
5区 | 長坂公靖 | 3 | 14'37"69 | 14'37"69 | 30'28"03 | 30'28"03 |
6区 | 山内康平 | 3 | 15'02"19 | 15'02"19 | 32'42"48 | 32'42"48 |
7区 | 萱垣義樹 | 1 | 14'49"29 | 14'49"29 | 31'13"13 | 31'13"13 |
7人平均 |
14'53"43 | 14'51"76 |
昨年3位の愛知工業大学。1年生のころから主力として活躍してきた昨年の4年生が卒業したため戦力が少し下がってしまい、予選会では名大と中京大に2分以上もの差をつけられた。しかし、秋ごろからたくさんの部員が調子を上げ、11月に行われた駅伝強化では自己ベストを出す選手が続出した。持ちタイムは依然として中京、名大に劣っているものの、差は少ない。大原、長坂などの選手を中心に流れに乗れば、優勝の可能性もある。名大としても油断は禁物である。
1区 樋口健太
1500mを中心に活躍するスピードランナーでラストのキレは素晴らしいものを持つ。その代りスタミナには不安があり、予選会では序盤から先頭集団から遅れ始めると33'51"29もかかってしまった。しかし、秋に入ると5000mで安定する結果を残すようになり、駅伝強化では14分台に突入し、中山道でも1区を区間4位とまずまずの成績を残した。スローペースになりラスト勝負の展開では手ごわい相手となりそうだ。
2区 大原司
今季は5000mでも10000mでもベストは更新してはいないが30分台、14分台を複数回出しており、昨年よりも安定感が増した。それに加えて今までロードが苦手な印象があったが、全日本大学駅伝では東海学連選抜で3区を区間14位という快走を見せた。名大や中京としては大原に後ろにつかれる展開になると、厄介な相手となりそうだ。
3区 割田雄貴
全日本では選手としては走れなかったものの、学連選抜のメンバー入りを果たした選手。東海インカレで32'20"39で走り、学連記録会と秋季では両方とも31'18"というタイムで走った。11月の駅伝強化では14分台に突入した。故障でもしたのか、予選会には出場してこなかったため、大舞台での実力や、ロードの適正といったものはよくわからないが、昨年も2区を33'49"の区間9位相当で走っているため、少なくとも悪い成績ではない。堅実な走りをしてきそうだ。
4区 館林洸介
1年生でメンバー入りした選手で、駅伝強化では15'03"87で走った。調子は上向きなのだろうが、少し中京大や名大と比べると持ちタイムや経験では劣っている。愛工大にとっては粘りの区間となるだろう。逆にいえばここで互角の走りができれば愛工大にとって優勝が近付いてくるだろう。
5区 長坂公靖
愛工大のエース。本来2区や7区に配置されてもいい選手なのだが、本人が上り坂を苦手としていることなどが関係してこの区間に配置されたのだろう。トラックのタイムもいいがそれ以上にロードでの成績がよく、全日本の1区では名大の山本、中京の山下に先着した。愛工大としてはここで他大学に対してリードを広げたいところだろう。
6区 山内康平
春先から15'20"台のタイムを出すなど、今季はシーズンを通してそこそこの成績を残している選手。タイムも15'02"19まで伸ばしているものの、中山道では2区を走り、前日琵琶湖駅伝に出場していた名大の河上と3秒差という結果であったため、少しロードに不安があるか。
7区 萱垣義樹
愛工大のルーキーで、東海学連記録会では31'13"13、駅伝強化では14'49"29を出した。とはいえ、最長区間である7区を走る名大の鈴木、中京大の神谷に比べるとタイム的には劣っている。また、中山道の3区でも名大の梶田に20秒以上離されているため、トップで襷を受け取らないと優勝は厳しいだろう。愛工大としては7区までにどれだけリードして襷を渡せるかがカギとなる。