信州大学
カテゴリ : 全日本大学駅伝(2010年度)
投稿者: Hamada 掲載日: 2010-10-27

信州大学

名前 学年 5000SB 5000PB 10000SB 10000PB

その他のタイム、実績                  

佐藤隆史 M2 14'47"41 14'37"05   30'23"27  
加藤真彰 M1 15'08"60 15'08"60 31'54"95 31'52"24  
岩渕良平 4 15'24"80 15'01"00   30'42"00  
宮下陽一 4 15'25"84 15'25"84 34'22"1 32'29"33  
村澤陽介 4 15'01"08 14'45"22 31'32"96 31'15"22  
西沢倫彦 4 15'43"4 15'20"00 32'18"25 31'42"05  
山本敦司 3 15'41"70 15'34"21      
荻原徹 3 16'21"77 16'21"77      
山川翔平 3 16'16"34 16'12"85 32'55"03 32'55"03  
小長谷祥治 2 16'21"77 16'21"77 32'20"50 33'12"78  
清水文人 2 16'18"50 15'45"33      
高木孝亮 2 15'39"61 15'39"61 32'04"05 32'04"05  
中西涼 1 15'55"95 15'50"70 39'36"75 39'36"75  
8人平均   15'21"55 15'11"44   31'40"39  

区間オーダー

佐藤ー岩渕ー村澤ー加藤ー宮下ー高木ー小長谷ー西沢

 

昨年のメンバーからは岩田が抜けただけで、その岩田の穴を岩淵が埋めるどころか明らかに上回る実力を持っているため、昨年よりは戦力が充実しているように思われる。しかし、エース格の村澤が不調でそれが本番までに戻ってくるかどうかによって結果はだいぶ変わってくる。村澤が復活すれば主要区間を走る選手がしっかりするため、前半区間では他の地方大学中では比較的前の方でレースを進められるだろう。そのため、後半のつなぎの区間の選手がどれだけ粘れるかが課題となりそうだ。名大とは毎年対抗戦を行っており、相手のチームは打倒名大を掲げている。同じ国立大学としてもよきライバルとしても負けられない相手だ。

 

佐藤隆史(日本IC1500m11位(PB3’51”63)、09全日本119位)

過去2年間全日本で1区を走っている信州大学のエース。予選会では全カレの1500mに合わせていたせいか振るわなかったが、静岡記録会では14’47”41と本調子ではないものの調子を上げており、本番までには長い距離にも対応してくるだろう。1500mで全カレの決勝に出場するくらいのスピードランナーで、前半抑えて後半ペースを上げていくレースが多い。昨年の全日本でも最初は中京大の山下と同じ位置にいたが、後半ペースを上げて前の集団に追い付き、名大の藤永に1秒先着する区間19位と好走した。今年も1区で来る可能性が高いだろう。

 

加藤真彬(09全日本424位)

予選会を岩淵、西沢、佐藤に次ぐチーム4位の成績で走り、1016~17日に行われた北信越学生陸上選手権では5000mで自己ベストを更新した。10000mでもほとんどPBと変わらない記録をマークしており、調子はいいようだ。昨年は4区を担当したが、村澤の調子が戻ってこない場合は3年連続で4区を担当することになりそうだ。この加藤をつなぎの区間に使えるようであればチームとしてはかなり楽になる。

 

岩淵良平(予選会個人1位、10出雲121位)

今年から入部したと思ったら、予選会を序盤から独走して後続に49秒もの差をつけて1位となり、一躍信州大学のエース格的存在になった岩淵。ただ、2位以下のランナーの差が小さかったことや、昨年の予選会では佐藤が今年の岩淵のタイムを上回っていることを考えると、岩淵が飛び出した後後続が牽制した可能性もあり、出雲の結果を見ても手のつけられないエースというわけではなさそうだ。しかし、独走で北信越トップレベルのランナーに対し49秒差をつけるということは力がなければできないので、注意が必要だ。

 

村澤陽介(09全日本225位、北信越IC10000m1位)

東海大学の村澤明伸の兄。昨年の全日本は不調で迎えてしまい、あまりいい成績を残すことができなかった。今年は春先は調子をそれなりに戻し、名大との間で行われた対抗戦でも15’06”65など151ケタのタイムを連発しており、北信越ICでは10000mで優勝するなど好成績をのこしていた。しかし夏ごろに調子を落としたのか、全カレは棄権、予選会もチーム10番目のタイムと本来の力とは程遠い結果となってしまった。もともと力は持っているため本調子に戻ってきていたら主要区間に起用されることとなるだろう。村澤が起用される区間にも注目だ。

 

西沢倫彦(09全日本822位、10出雲620位)

ハーフマラソンで68分台の記録を持ち、長い距離になればなるほど力を発揮する職人で、去年の早稲田でいえば尾崎的な存在。予選会ではチーム2位の成績を残し、全日本の出場に大きく貢献した。今年も順当にいけば8区を担当する可能性が高い。しかし、予選会以外の試合で今季はあまり結果が残せておらず、シーズンベストは5000m10000mともに少し物足りない。長距離区間を走ることはほぼ確定なため、西沢の調子が最終的な結果に大きな影響を及ぼすこととなりそうだ。