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全体展望
投稿者: Hamada 掲載日: 2012-6-17 (1197 回閲覧)

 


全体の展望


今年は実力的には東海インカレで長距離種目4種目をすべて優勝した中京大と10000mで2〜4位を独占した名大が少し優勢であるように思われる。しかし、愛工大や皇學館大学も東海インカレはあまりふるわなかったものの、昨年の東海学生駅伝や名岐駅伝など結果から考えると大きな差はなく、この4校で全日本大学駅伝の出場権が争われることになるだろう。


 


 


 


各組の展望


 


1


1組にはなかなかの実力者が集まった。このメンバーの中では中京大の二人が実力的には抜けており、特に東海インカレで優勝した近藤は強い。中京大の2人を中心にレースは進んでいくと考えられるが、愛工大、皇學館もポテンシャルのあるランナーがそろっている。スローペースにはならない可能性が強そうだが、周りもそんなに簡単には離れない実力を持っているため、中盤までは4校による集団でレースが進むのではないだろうか。愛工大は今シーズンレースには出場していないものの、走れば成績を残している伊藤、そして東海学生駅伝ではBチームながら1区で区間3位相当の走りをしている成田の二人。そして、皇學館は試合では安定した成績を残している櫻井と三浦の2人である。櫻井は中京大記録会に出場していないことから調子が分からないが、エースの石坂が今回出場しないことを考えると1組でリードを奪いたいところだろう。予選会は前の組までの結果が後ろの組のレース展開にも影響してくる。名大が全日本に出場するためには後半の組で有利に進めるためにもここで大差はつけられないようにしたい。


 


2


どの組も一番不安な組となりそうなのがこの2組。中京大も吉川と林であり、この組の中では力のある選手ではあるものの、レースをすべて引っ張り切る力があるかというと不安が残る。スローペースになる可能性も高そうだ。名大は2組の選手は池亀と國司であり、特に池亀はレースの流れに乗れば組トップも狙うことができそう。それに対し、愛工大、は長い距離の経験は浅いが今季好調の鈴木、そしてルーキーの長谷川が走り、勢いがあるものの長い距離への不安が残る。皇學館大は安定した走りを見せる大山と寺内の2名だが、持ちタイムを考えると引っ張る可能性もあまりない。誰がレースを引っ張るのかが気になるところだ。


 


3


この組は中京大と名大が強く、愛工大と皇學館は少し不安な組であると思われる。中京大は東海インカレ5000m2位の山口と10000m6位の田中であり、名大は今季好調で東海インカレ10000m3位の矢野と10000m30分台の記録を持っている森本であり、順当ならこの中の誰かが引っ張ることになる。中京大は最終組も強く、リードしていれば無理して引っ張りはしないだろう。名大としても2組まででリードをしておくととても楽になる。また、静岡大の村田も力はあり、東海インカレの5000mでは積極的に前を引っ張る姿勢を見せた選手なので、4校の選手が誰も引っ張らない時は村田が前を引っ張ることもあるかもしれない。


 


4


各校のエースが集まる最終組。4校とも持ちタイムのいい2名をこの最終組に持ってきた。その中でも不安が残るのはエースの石坂を欠いている皇學館大学か。濱地、若菜も強いのだが、特に若菜は10000mの経験が少なく、また周りのメンバーと比較しても実力的に少し劣っているといえそうだ。この組は4校以外の大学もエースを置いており、4校の選手がレースを引っ張らなくても愛教大の小塚や静岡大の小川、朝倉がペースを作るかもしれない。最終組は3組までの結果により、各ランナーの走り方も大幅に変わってくる。レースを優位に進めるためにも3組までにリードして最終組を迎えておきたいところだ。



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