中京大学

1区　高橋弘幸

今年の全日本には出場していないものの、出雲駅伝では区間15位とまずまずの走りをした。高校時代は1500を中心に活躍していた選手でスピードもある。全日本や予選会などに出場しないなど起用されないこともあるが、大会に出場した時には安定して結果を残している選手。11月の中京大記録会でも14'49"36をマークしている。

2区　山下洸

中京大学のエース。昨年もこの区間を走り区間賞を獲得している。5000mのベストも14'10"72、東海インカレも5000m、10000m2冠と東海地区では名実ともにNO.1の選手。全日本大学駅伝で長坂に負けた以外では今年は東海地区の選手には負けていない。中京大学としてはこの山下でリードを奪いたいところだろう。

3区　三方勇輔

東海インカレで1500m、3000mSCを2冠しており、1500mも3分56秒台で走るスピードランナー。全日本では5区を走り、名大の平岡から17秒遅れたものの区間17位とまずまずの成績を残した。昨年もこの3区を走っており、その時は名大の濱田を18秒突き放す走りを見せた。

4区　栃木一成

予選会、全日本と大きな大会はたいてい走っており、毎回安定した成績を残している。持ちタイムは14'59"32とあまり良くないが、堅実な走りをしてくるだろう。全日本では古川から28秒の差をつける区間16位で走りきっている。

5区　近藤駿一

11月13日に行われた中京大記録会で14'42"99の自己ベストを更新しており勢いのある選手。重要な大会での成績は予選会に出場したが1組で組4位の32'27"11と少し不本意な成績に終わってしまった。高校時代の結果を見ても少し安定感には欠ける印象があるが、快走した時には名大にとって脅威となる。

6区　吉川朋希

今年は出雲で2区、全日本で3区と短い区間を走り、快走とまでは言えないもののまずまずの走りをした。持ちタイムは14'46"91と6区に起用される選手ではトップであり、区間賞候補と言えるだろう。名大としてはこの区間で離されないようにしたい。

7区　神谷泰光

今季になって急成長した選手。昨年は5区を走ったが今年は7区に起用された。全日本では2区(13.2km)を40'16"の区間15位と1キロ3'03"のペースで走り切った。全日本の走りを見せられると名大のアンカーが鈴木だということを考えても、リード、少なくとも並んで襷を渡したいところ。