インカレポイント選手と各種目みどころ
カテゴリ : ニュース
投稿者: Fujinaga 掲載日: 2007-5-9
800…岩田(4)吉岡(4)佐藤光(4)
春先から力を見せ始めた佐藤光は1分台での準決進出が目標となるか。信大戦で
は2分1秒台で走っており、十分に期待が持てる。予選1組でいい流れを築いて
ほしい。

昨年よもやの予選落ちを喫した吉岡。今年は予選突破は当たり前。本人曰く調子
は悪くなく、55秒台は視野に入っているという。スタミナの壁を乗り越え、決
勝まで戦い抜く走りを期待したい。

ミドルパート長の岩田。ラウンドを重ねる試合の強さは中距離一。高校以来の自
己ベスト更新が達成されれば、自ずと結果はついてくるはず。入学以降爆発させ
られぬままだった真の実力を、決勝の舞台で炸裂させてほしい。

他大学は、中京の加藤と岐阜経済大の曲田の持ちタイムが良く、他の選手も1分
55〜57秒台に犇めいている。しかし名大勢も彼らに引けをとらないので、対
等以上の勝負が出来るに違いない。

黄金世代と言っても差し支えない近年の800m陣。元800m選手である金尾
監督の期待も大きく、他種目に比べ低迷している名大記録の大幅更新も大いに期
待される。

今年の男子800mからは目が離せない…。

1500…酒井(4)古川(4)久保(3)
久保はあまり調子は良くないとはいえ3分台のタイムを持っている。うまく合わせてくればおもしろいレースができるだろう。酒井は最近調子がいい。スピードもあるのでレースの流れにうまく乗れれば勝負できる。古川も信大戦で4分1桁できているし、上手く走れるタイプなので期待できそうだ。
とにかく3人とも予選を通過することが重要。スピード練習は十分とはいえないが駅伝の練習でスタミナはついているので決勝に進めれば勝負できるはず。

3000SC…北村(4)平岡(3)飯塚(2)
三人とも春前半はいいスタートが切れている。信大戦でも5000オープンで平岡、飯塚は自己ベストに近いタイムまたは自己ベストで走っており、また北村も毎年、春先は出遅れることが多いが、今年はしっかり継続していい練習ができている。3000SCにこれだけのメンバーを出場させることが出来るのはここ数年にはない。それだけに、しっかりここで結果を出してほしい。

5000…中村高、木村(4)、河上(3)
注目はもちろん中村高。あまり勝手なこと書けないので保留。意気込みは本人様に。木村も復調してきており入賞争いに絡んでほしい。河上も組の前の方で勝負してほしい。

10000…羽生田(2)河合(M1)藤永(4)
注目は入学してから順調に力をつけ、主力の仲間入りをした羽生田。練習もしっかりこなしており、試合での安定感もあるので期待できる。持ち前の積極性と粘りを活かして6位以内に入りたいところだ。
河合もこれで三年連続10000ポイントである。過去二年思うように走れてないだけに今回は結果を残したいところ。31分台と入賞が期待される。

女子
800…金尾(3)安川(3)
今年は他大学に強力な一年生が入ったためわからないが、毎年、2'20を切る力を持っていれば決勝に残れている。
安川は冬季練習もしっかりこなし着実に力をつけ、シーズン始まってすぐの試合 で自己ベストを更新している。決勝進出は十分可能であるし決勝でもいい勝負をしてくれるだろう。
また金尾も信大戦の400で自己ベストを更新し勢いがある。そのスピードを800に活かすことが出来ればいい勝負になるだろう。
5000…小山、上野、山本
小山の目標は全カレ。レースの巧さと調整能力は抜群。1月の全女選抜駅伝でも好走し、去年からまた一まわり強くなった。条件さえ揃えば全カレ標準突破も十分可能だ。
上野は春先出遅れたが、ようやく復調してきたようだ。粘り強く押しきって18分台を出したいところ。
山本もこの積極的に練習をこなし着実に力をつけている。いまのところまだなかなか試合でその力を発揮できてないが今回はその力を出し切って、入賞ラインの集団で勝負したい。


中距離はシーズン最初の大きな試合で長距離にとっては6月に行われる全日本駅伝予選の前哨戦となります。どの種目も見応えのあるレースとなるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。